中国国内の複数の省にまたがる赤ちゃんの人身売買組織が摘発されたと報じた。
この組織は河北、山西、山東など6つの省にまたがっており、容疑者は警察の捜査から逃れるため組織が用意した場所に妊婦を連れて行き、そこで生ませるという手段まで取っていた。
河南省で保護された生後約5カ月の男児は7万元(約135万円)で売られており、養母は「農村には男児を生まなければならないという意識があり、1万元(約19万円)以上の借金をしてこの子を引き取った」と話している。
今回の摘発で容疑者171人が逮捕され、救出された赤ちゃんは64人に上った。仲介役の1人として72歳の女が当局の調べを受けており、売買が成約した後、赤ちゃんの引き渡し相手がいる地域に妊婦を連れて行き、養豚場に仮住まいさせるなどしていた。
この組織は河北、山西、山東など6つの省にまたがっており、容疑者は警察の捜査から逃れるため組織が用意した場所に妊婦を連れて行き、そこで生ませるという手段まで取っていた。
河南省で保護された生後約5カ月の男児は7万元(約135万円)で売られており、養母は「農村には男児を生まなければならないという意識があり、1万元(約19万円)以上の借金をしてこの子を引き取った」と話している。
今回の摘発で容疑者171人が逮捕され、救出された赤ちゃんは64人に上った。仲介役の1人として72歳の女が当局の調べを受けており、売買が成約した後、赤ちゃんの引き渡し相手がいる地域に妊婦を連れて行き、養豚場に仮住まいさせるなどしていた。