“独立騒動”能年玲奈を直撃「私は仕事がしたいです」 |
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で国民的な女優となった能年玲奈(21)が、今年1月、自身を代表取締役、演技指導の滝沢充子氏を取締役とする会社を設立。「あまちゃん」以降、出演作が映画2作、20分のスペシャルドラマ1本にとどまっていることから所属事務所レプロエンタテインメントとのトラブル、独立、滝沢氏による「洗脳」が相次いで報じられている。
また、週刊文春の取材では、能年は「あまちゃん」時代の月給が5万円で、撮影終了後、マネージャーから「仕事を入れない」と言われていたことも判明した。
独立の仕掛け人とされる滝沢氏を直撃した。
――能年と同居し、洗脳していると言われています。
「違います。彼女のご両親に依頼されて、身の回りの世話をしているだけです」
――会社設立は独立のためでは?
「そんなつもりはありません。能年の描いた絵やグッズなどを販売する会社で、レプロとの契約に抵触しません。ただ、肖像権はレプロにありますので、作品は違う名義で出すことになると思います。能年とレプロの所属契約は続いていますので、これ以上は事務所に聞いてください」
一方、レプロは次のように回答した。
――本間憲社長の意向により、現在、能年に関するドラマや映画などのオファーを一切断っているのでは?
「そのような事実はございません」
――能年の会社設立は事実か?
「そういうことのようですが、事実関係を確認中で、詳しいことをお伝えできる状況ではありません」
――「あまちゃん」撮影時、能年が5万円だったというのは事実か?
「個人の給料についてはお答えできません」
能年に何が起きているのか。週刊文春は4月某日、都内でカフェから一人で出てきた能年を直撃した。
――事務所との問題についておうかがいしたい。
「申し訳ないのですが、レプロを通してください」
足早に歩きながら、会社設立や独立など何を聞いても、後は無言の能年。だが、去り際、「能年さんは仕事を断っているのですか」と声をかけると、記者に向き直り「私は仕事をしてファンの皆さんに見てほしいです。私は仕事がしたいです」と答えた。
現在、レプロと能年は弁護士を立てて協議を続けており、今後の成り行きが注目される。