「日本や中国に比べみすぼらしい」と韓国
救助隊追加を発表もネパール政府は「来なくていい」
韓国・聯合ニュースは30日、ネパール地震で派遣された韓国の救助隊が、近隣の中国や日本に比べ「とてつもなく規模が小さく、見劣りする」と報じた。韓国外交部は5月1日に追加の人員を送り込むと発表したが、ネパール政府からは「来る必要はない」と断られたという。
記事によると、韓国が派遣した救援隊は10人。韓国の「中央119救助本部」は当初、第1陣として40人を派遣する計画だったが、外交部によって10人に削減されたという。その中には医療スタッフは一人もおらず、人命救助犬の派遣も見送られた。このため、「国連で最高評価を認められるほど」の韓国119国際救助隊の実力が十分に発揮できない状態だという。
近隣国では、中国が震災初期に「大規模なチームと物資を支援」し、日本は約70人を派遣した。これらと比べると韓国チームは「みすぼらしいレベル」で、韓国外交部は29日午後になって医療スタッフなど32人や人命救助犬の追加派遣を発表したが、すでにネパール政府は「事故現場に投入された海外の救助隊は十分であり、もう来なくていい」と国連に伝えていた。
また、仮に韓国が追加派遣をしたとしても、地震からすでに一週間が経過しており、生存者を発見できる可能性は極めて小さい。早期に救援チームを派遣した中国や日本と違って国際社会のスポットを浴びる機会はすでに逃している。
記事は「海外の災害初期に救援チームを派遣することは、人道主義的な責務であるだけでなく、今後の復興事業への参加にも影響を与える」と指摘し、「韓国は救援チーム派遣の『ゴールデンタイム』を逃した」と外交部の対応を批判している。
このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「外交部は愚か。南米外交で病気になった大統領より重要なことがある」
「偏見に満ちた韓国。貧しい国だから、派遣した人数も少ない」
「現地にいる韓国人のためにも救助隊の派遣は必ずすべきこと」
「"はい、韓国からもやってきました"と恩を着せることができれば十分だと思っている。そんなこと外国では通用しない」
「認めるべきことは認めよう。いくらネットで中国と日本の悪口を言っても、我々は彼らの足許にも及ばない」
「先進国で起きた地震だったら、こんな風にはしなかった。恥ずかしい」
「救助隊を送ってもバカにされる韓国。10人で救助できると思ったか?10人では、うちの火事も消せないよ」