中国・北京市 40台以上の車が排泄物をかけられる被害に
30日午前6時ごろ、北京市大興富力華庭苑の集合住宅地で、外隆昌大街に停めてあった40台以上の車に排泄物をかけられ、車体はひどく汚れている。集合住宅の責任者は、この事件が発生したのは集合住宅外の公道で、セキュリティーの監視外だったと述べた。
午前7時、大興富力華庭苑に住む劉さんは、住宅地外に停めておいた自分の車が排泄物で汚されていることに気がついた。窓もボンネットも汚されており、やっとのことでドアを開けた。付近の道に停めてあった40台以上の車も同じように汚されており、車は排泄物まみれである。住人が言うには、朝5時ごろは異常がなかったが、6時ごろに駐車車両が排泄物で汚されているのを発見したという。
この集合住宅は建設されて日が浅く、住人はみな最近入居したばかりである。ある人は新車を購入したばかりで、排泄物をかけられるとは思わなかった。被害にあった車が停められていたのは、集合住宅の入口から100メートル足らずの場所だが、マンションのセキュリティーカメラには排泄物をかけている場面は撮影されていなかった。
ボーイング787に248日問題、電源停止で制御不能の恐れ
米国の連邦航空局がボーイングに対して、旅客機 Boeing 787 " Dreamliner " の電源系を少なくとも248日ごとに再起動することを求める耐空性改善指令を出しました。
理由はボーイング787の電源系を制御するソフトウェアに不具合があり、248日を超えて稼働し続けると動作を停止してしまい、機体の制御が不可能になる危険性があることから。
248日以内の再起動が必要な理由について、FAAの改善指令では「ソフトウェアの問題」としか形容していないものの、『248日』はコンピュータやエレクトロニクス製品でたまに見かける数字です。
サーバやルータなど長期間の連続駆動が想定される機器で問題となる248日問題は、連続稼働時間などを記録する内部のカウンターに符号付き32bit整数を使ったため、2の31乗(2147483648) / 10ミリ秒単位カウントで2147万4836秒、日にして248.551日で溢れてしまい、想定外の動作を引き起こす現象のこと。符号なしで二倍の『497日問題』のほうは、Windows Server 2008 や Windows Vista, 7 でも話題になりました。
ボーイング787の場合は248日を超えて通電し続けると発電機を制御するシステムがセーフモードに入り、一斉にAC電源が落ちて飛行中ならば制御不能になる恐れがあるとされています。ボーイングはこの問題を解決するパッチ提供に向けて作業中ですが、適用の時期などは明らかになっていません。