牛丼チェーンすき家の女性アルバイトが、店内で撮影した裸の写真などわいせつな画像を自身のツイッターに何度も投稿していたことが分かった。
胸を丸出しにしたり、制服を着たまま恥部を露出したり、その行為は次第にエスカレート。自慰行為を見せつけるなど、悪びれることなく過激化する一方だった。
「みなさんのおかずにどうぞ」と挑発
画像の投稿は2015年3月から4月にかけて繰り返し行われた。女性アルバイトはブラジャーをずらして胸をはだけたり、ズボンを脱いで恥部を露出したりし、フォロワーに見せつけるように何度もわいせつ画像を投稿していた。
写真の背景には壁に張られたマニュアルが見えるものがあり、撮影は店内で行われたことが分かる。また、制服を着用したものもあった。顔写真や通学していたと思われる学校についても投稿していたようで、自身の特定を避けるつもりもなかったようだ。
わいせつ画像の投稿は次第にエスカレートしていった。「みなさんのおかずにどうぞ」と自慰行為をする様子や、「バイト中なのに脱いじゃった・・・ブラダサくてごめんなさい」などと上下の下着だけの写真も投稿。まったく悪びれることなく、露出行為は過激になるばかりだった。
現在、ツイッターのアカウントは非公開に設定されている。しかしすでにネットはすでに大騒ぎとなり、彼女が投稿したと思われる一連の写真は拡散され続けている。
ゼンショーは事態をすでに把握
すき家を運営するゼンショーホールディングスの広報担当者は、J-CASTニュースの取材に、
「すでに事態を把握し、社の規定に基づいて対処しました。お客様には不快な思いをさせ、お詫び申し上げます」
とコメントした。撮影が行われたのは、厨房や客席がある場所ではなく従業員のみが出入りする場所で、健康被害などは出ていないという。現段階で警察への通報は行っていない。
また女性バイトは「あーあ、クソバイトだ」などと自身の待遇について不満を書いていた。そのためネットでは、腹いせで投稿が行われたのではないかという見方があった。これに対し担当者は、女性バイトへの聞き取りなどを理由に労働状況が影響したことを否定。動機について、
「撮影や投稿の真意は分からない。就業する上での身だしなみや仕事に関するSNS投稿の規定など、常識の範囲については研修やマニュアルで指導しているのだが・・・」
と困惑した様子だった。