人気アイドルグループ・ももいろクローバーZが、7月にロサンゼルスで行われる北米最大のアニメコンベンション『Anime Expo 2015』のメインアクトとして出演することがわかった。この大抜擢にファンからは「世界のももクロNo.1だね」「主催者からの要望で、メインアクトとして出演とはすごい!」などと声が上がっている。
「同イベントは、現在日本国内で人気のアイドルや芸能人をゲストに呼ぶことでも知られており、過去にはモーニング娘。やAKB48なども出演し、大盛況を収めています」(芸能ライター)
しかしももクロといえば、今年1月に米国を代表するハードロックバンド・KISSとのコラボシングル「夢の浮世に咲いてみな」を発売したものの、売り方が“悪質”と話題になり、話題性の割りに売り上げが伸び悩んだことも記憶に新しい。ももクロのファンである通称“モノノフ”が疑問を抱いた売り方とは、同シングルを含む今年発売のシングル3枚を買うと、ライヴパフォーマンス映像と購入者特典ライブの応募抽選権が得られるというシステムとされている。
「モノノフは、AKB48などの握手会券システムに批判的な人が多く、ももクロ側も人気が出てきた時点から、握手会を一切やらなくなったことでも有名。そのため“大人の事情”が入り混じった今回の売り方に不満を持つファンはかなり増え、ファン離れが加速しているようなんです」(同)
『Anime Expo 2015』にはKISSのポール・スタンレー(Vo&G)、ジーン・シモンズ(B&Vo)もスペシャルゲストとして参戦することが発表されているが、これについても疑問の声が聞こえてくるようだ。
「ももクロの初週売り上げ自己最高は、13年発売の『GOUNN』の7.8万枚ですが、KISSとのコラボシングルの売り上げは初週5.8万枚と乏しく、いまだに続くKISSコラボにうんざりするモノノフも少なくありません。もはや“ももクロ”というブランド性はなくなり、これまでと同じやり方では無理だと判断した運営側の焦りも否めないので、今後、人気はさらに低迷しそうです」(同)
最近では『セーラームーン』『ドラゴンボール』の主題歌や、『Dr.スランプ アラレちゃん』とのコラボイベントなど、アニメ界にも食い込んできたももクロ。
「4月末に発売された映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の主題歌である『「Z」の誓い』の初週売り上げは4.8万枚と後がない状態でした。今までさまざまなコラボで話題を振りまいてきましたが、いよいよそれも飽きられてしまったということでしょうか」(同)
絶体絶命のももクロ、この状況を打破する秘策はあるのだろうか?