インド北東部アッサム州のソニトプル地区で、5歳男児が魔術を信仰するとされる男にいけにえとして首を斬られて殺害された。地元警察などが29日、明らかにした。男は怒った村人たちによる私刑で殺されたという。
殺された男児の父親は地元テレビに対し、男はチョコレートをあげると言って男児を自宅へ誘い、ヒンズー教の女神カリへのいけにえとして簡素な祭壇の前で男児の首を斬って殺害したと話した。
地元警察によると28日夜、血まみれになった男児の遺体が見つかり、男は激怒した村人たちに殺された。警察では事件が魔術信仰によるものか、それとも背景にもめ事があったのか捜査しているという。