2015年5月30日、華商報は記事「男2人が国宝トキを射殺、残されたヒナ3羽の悲しい鳴き声」を掲載した。
中国陝西省漢中市洋県の龍亭鎮高家溝村で23日、男2人が自作のエアライフルでトキを撃ち殺す事件があった。音に気がついた近隣住民が現場で1人を拘束、逃亡した1人も28日、高速道路の料金所で拘束された。
犯人2人は村外出身者で、現地で小売店を開いていたという。暇つぶしで鳥打ちに出かけ、国宝級の動物に指定されているトキを殺害した。殺されたトキはオスで、巣にはメスと3羽のヒナが残されていた。専門家によると、通常は父鳥と母鳥が協力してエサを与えるため、オスが殺されるとヒナの成長に大きな支障があるという。