5日放送の「池上彰緊急スペシャル 知っているようでよく知らない韓国のナゾ」(フジテレビ系)で、韓国の学校に存在する「独島部」の驚くべき実態が明かされた。
スタジオでは、司会の池上彰氏が韓国で700人を対象にした日韓共同の世論調査において「韓国人が日本を嫌いな理由」の結果を紹介した。
その第2位は「独島をめぐる領土対立があるから」になったという。池上氏によると、韓国の中学校や高校は長年「独島は韓国のものである」という教育を徹底してきたのだという。
さらに池上氏は「最近、こんなクラブ活動が始まっているんですよ」といい、「独島部」なるものをピックアップした。
ここで番組は、VTRで韓国の小学校の「独島部」が「誰がどんなに自分の領土だと言い張っても、独島は我が領土」と合唱する様子を紹介した。
また、ある中学校の「独島部」は同島を訪問して歌やダンスを収録し、ネット上に投稿しているという。韓国の中学の2割にはこうした部があり、中には部員100人を数える学校もあるとか。
番組が取材したある高校の「独島部」の部室には「私たちの歴史を守ろう! 独島を守ろう!」と書かれた旗が掲げられ、部員らは「この部活に入れば、歴史の勉強ができると思った」と、入部理由を語っていた。
さらに、韓国が制定した「独島の日」(10月25日)に「発表会」と称して、観光客の多い公園で「独島は韓国の領土」と主張する部員らが映された。そこでは、幼い子どもに「独島は私たちの土地」とパネルに書かせる様子もあった。
VTRが終わったスタジオでは、ゲストの平泉成が「日本はないねえ」と呆れてみせ、同席した柴田理恵に「『竹島部』なんてないもんね」と皮肉ったコメントで問いかけた。柴田も「ない、ない」と返し、唖然とした表情をしていた。
池上氏はこのように幼いころからの領土教育で、韓国民は政府の主張を知っていくのだろうとこの話題をまとめた。