中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、日本で暮らす中国人が運転中に高齢者を転倒させてしまったという体験談が紹介された。高齢者の息子がその後取った行動が、驚きをもって伝えられている。
中国人のAさんは東京で車を運転していたところ、路上の高齢者を転倒させてしまった。警察は視力の悪い高齢者が誤って信号無視をしてしまったと判断し、Aさんは責任を追及されなかった。翌日、見舞いの品を持ってこの高齢者を訪ねようと考えたAさんは、「どうやって説明しよう」と道中不安な気持ちでいっぱいだったが、高齢者が入院している病院の病室に入った途端、そこにいた3人の息子が一斉に立ち上がり、「ご迷惑をおかけしました」と謝罪。Aさんは思いがけない行動にあぜんとしてしまった。
この投稿に対し、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「これぞ教育!」
「日本人の口からはすごく自然にこの言葉が出てくる」
「信じられない」
「こういう話を聞くと、日本人の民度は中国人よりはるかに上ということを認めるしかない。ただ、自分が言っているのは日本の市民。政府の人間ではない」
「日本は大嫌いだけど、日本人のマナーが良いということは否定できない」
「自分の知り合いが日本に行った時、うっかり日本人の足を踏んでしまった。しかし、踏まれた側の日本人が『すみません』って言ったらしい。自分の足の位置が悪かったことを誤ったんだ」
「こんなに民度が高い民族なのに、歴史の事実を認めないとは!」
「いつになったら日本に追いつけるのだろう」
「35年前の中国はこうだった…」
「ドラマのワンシーンでしょ」