19日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、ゲスト出演した東国原英夫氏が、石原慎太郎氏を名指しで「死ね」と発言する場面があった。
この日の番組では、「今夜は寝れま10」のコーナーで、「風俗店の質問をした石原慎太郎」という日刊ゲンダイの記事を紹介していた。
関谷亜矢子アナウンサーが、東国原氏に石原氏との関係について話を振ると、コメンテーターの水道橋博士がふたりの因縁を語り出した。
2011年当時、都知事選には宮崎県知事を経験した東国原氏も出馬表明しており、事前の世論調査では東国原氏が圧勝の予測が出ていた。この結果に石原氏は、松沢成文前神奈川県知事の出馬を取り下げ、急遽自身が立候補して4選。一方の東国原氏は、160万票を獲得しながら敗れたのだ。
また、東国原氏は2007年に宮崎県知事をしていた頃に、都庁で開催された物産展で石原氏にバカにされたエピソードを明かした。宮崎県産のマンゴーや地鶏を見た石原氏が、「こんなの売れるわけないじゃないか」とカメラの前で発言したそうで、これに東国原氏は怒りを感じたという。
ここで司会の島田洋七が、「生放送でもカットできるのはここだけだから、言え言え!」と、踏み込んだ発言をしろと指示。島田が大声を出して、東国原氏の発言を遮ると約束したのだ。東国原氏は渋っていたが、しばらくして「ホントに言っていいんですか?」と確認し、「慎太郎死ね!」と発言した。
ところが、ここで大声をあげるはずだった島田は、東国原氏のコメントから大幅に遅れて大声をあげると、「おれ高齢者やで」と、悪びれる様子もなくコメント。東国原氏は、「おそー!」「前言撤回、これ冗談ですからホントね」と、焦って訂正する。
しかし、東国原は番組最後のコメントの場面で、「ちょっと訂正させていただけますか、先ほど不適切な発言がありました」と前置きをしてから、「慎太郎さん、お亡くなりになって下さい」と、再び暴言を吐いていた。