韓国・慶尚北道の中学校で24日、担任教諭に喫煙を注意された生徒が教諭を殴る事件が発生し、韓国国内で大きな反響を呼び起こした。韓国・世界日報の25日付報道を、国際在線が同日報じた。
同道安東市警察局によると、24日午前8時30分ごろ、同道内にある中学校の48歳の女性教諭が、自身の受け持つクラスの生徒が喫煙していたことを知り、この生徒に対して指導を行った。すると生徒は反省しないどころか騒ぎ出したため、教諭は職員室へ退避した。
その後興奮した生徒は職員室に乗り込み、校長と懲罰について話し合っていた教諭を発見すると、教諭を殴り倒した。当時職員室には校長以外にも教員がおり、制止に入ろうとしたが間に合わなかったという。
教諭を殴った生徒は学校を飛び出し、その後現地警察に拘束され、保護者に引き取られた。
事件の発生を受け、学校は緊急会議を開催。生徒に対して10日の登校禁止処分を下すことを決定した。