日本へ旅行に来た中国人ブロガーの「張楊Alex」さん。日本でいろいろな和食を楽しんだというが、なかでも豆腐料理が印象に残ったようだ。
筆者は京都で有名な湯豆腐懐石を食べたという。窓の外に広がる美しい日本庭園の景色を眺めながら豆腐を食べたことについて、「日本人は本当に食に趣向を凝らしていると感じた」と語り、日本に来たら京都の有名な豆腐料理を味わうべきだとネットユーザーに呼びかけた。
豆腐の起源は諸説あるが、紀元前2世紀ごろに中国で発明され、日本には奈良時代に遣唐使を通じて持ち込まれたとされる。当時の豆腐は貴族や僧侶しか食べられない高級食品だった。
しかし、江戸時代になると、豆腐は一般民衆の日常生活で食されるようになり、現在では日本文化の1つと言えるほどに浸透した。日本ならではの調理法、加工法も多く、高級料理として供される場合もあるほどだ。
筆者は「中国では安くて庶民的な豆腐が、日本に伝わった後にどのようにして高級食材に変わったのだろうか」と疑問を綴り、どうも納得がいかなかない様子。しかし、大都市の家賃が高そうな街角で営業している豆腐料理屋を見ると、その理由も分かったような気がしたと結んだ。