元歌手の高田みづえさん(55)が8日、NHKの音楽番組『第47回 思い出のメロディー』(後7:30~10:00 総合・ラジオ第1)に生出演した。1985年に当時の人気力士、若島津(現二所ノ関親方、58)と結婚し、芸能界を引退した高田さんが東京・NHKホールのステージに立ったのは、自身最後の『紅白歌合戦』出演となった84年大みそか以来、31年ぶりとなった。
北島三郎、“夏の紅白”初司会 松坂慶子と「温かい番組に」
高田さんがデビュー曲「硝子坂」(77年)を披露し終えると、総合司会の北島三郎が歩み寄り、「31年ぶり? 昨日までやっていたような気がするよ。元気かい?」と大喜び。高田が恐縮しながらも「はい、元気です」と一礼すると、「ちっとも変わってないね」と声を弾ませた。
久々のステージに高田さんは、左手を胸に当て「緊張でどうにかなりそうです。すみません…」と声を震わせる一幕も。司会の松坂慶子から「復帰に関して親方は?」と聞かれると、「とても喜んでくれて。お相撲さんたちも“おかみさん頑張ってね”と送ってくれました」と笑顔を取り戻し、北島は「どすこい、どすこい」とゴキゲンにしこを踏んだ。
続けてヒット曲「私はピアノ」(80年)を披露した高田さんは、はにかんで一礼。北島は「本当に変わってない。歌もちっとも変わってない。すばらしい!」と絶賛していた。