超絶カワイイ店員さんが大人気。赤字低迷のマクドナルドを救うか（台湾）
台湾マクドナルドのある店舗で働く大変キュートな女性従業員が、アジア一帯で大きな話題となっている。記録的な赤字で低迷しているマクドナルドを立て直すにあたっては、もはやこうした女性店員の人気に頼るしかないのか…!?この画像はインドネシアのウェブサイト、『anekainfounik.net』によるその記事のスクリーンショットである。台湾のあるブロガーが彼女の可愛らしさを“もはや女神級”と紹介したところ、それがメディアの目に留まり、話題は瞬く間に世界に広まっていった。「今すぐその店に飛んで行きたい」「彼女にハンバーガーを注文したい」と近隣諸国の男性たちを夢中にさせてしまうこの店員の名はWei Han Xuさんである。
台湾ではマクドナルドで働く女性店員がアイドル並みに可愛いと評判で、年末年始にはメイド風、チアリーダー風とコスプレで接客するイベントまである。こうした女の子たちとの触れ合いは男性客の楽しみとなっており、それは売り上げにも大きく反映される。どの店舗もWeiさんのような女の子に働いて欲しくて仕方がないようだ。
また、そうなれば女の子にも野心が出てくるというもの。SNSやメディアで顔と名前が大きく知れ渡るようになれば、アイドルデビューも夢ではない。ダイヤモンドの原石を発掘する場所＝非常に身近なマクドナルド、というのは悪い話ではあるまい。どの女の子もそんな夢を少しは抱きつつ、最高の“スマイル”を提供してくれているのではないだろうか。
ビビアン・スー、第1子男児を出産 妊娠33週目で帝王切開
タレントのビビアン・スーが今月13日に第1子となる男児を出産していたことが17日、分かった。所属事務所によると、男児は体重2000グラム。妊娠33週目で、帝王切開による出産だったという。 ビビアンは17日午後に自身のフェイスブックを更新。「僕は小V宝（男児の愛称）です」と男児を主語に出産までの過程をつづり、ファンのこれまでの応援に感謝を示した。ダルトン（Dalton）と命名したことも明かされた。
現在40歳で高齢出産となったビビアン。出産直前の11日には胎児のエコー写真を公開し、我が子への思いを記していた。
ビビアンは昨年、シンガポールの総合海運会社、マルコ・ポーロ・マリンの李云峰CEO（最高経営責任者）と結婚。今年3月に妊娠を発表していた。
ホラー漫画家・伊藤潤二さんの展覧会、12月に台湾で 恐怖シーンを再現
ホラー漫画家、伊藤潤二さんの作品をテーマにした体験型展覧会「伊藤潤二恐怖美学体験大展」が今年12月4日から来年2月28日まで台北市内で開催される。会場には今回のために新たに描かれた「首吊り気球」の原画が展示されるほか、代表作「富江」や「血玉樹」などに出てくる恐怖シーンを再現した部屋も設置され、台湾のファンを作品の世界に誘う。
15年前に「うずまき」のPRのために訪台している伊藤さん。今回の展覧会開催について、「恐怖の再現を体験」を出発点とし、一般的な原画展よりも多様性のある内容になると自信をのぞかせ、期待を示している。
エディ・ポン主演の自転車映画、空撮で台湾の風景美を強調
今月7日に台湾で公開されたロードレーサーをテーマにした映画「破風」は、空撮の多用によって台湾の美しい風景を映し出している。ダンテ・ラム（林超賢）監督は、興行収入4000万台湾元（約1億5360万円）超えのヒットに感謝を示そうと、本編ではカットされた空撮シーンを集めた特別映像をこのほどインターネット上で公開した。 空撮は専門家の蔡嘉嶺氏が担当。1分11秒の映像では、大勢のレーサーが高雄の市街地や嘉義県梅山郷のヘアピンカーブ、花蓮県の観光地、太魯閣に架かる橋などを駆け抜ける姿がスピード感豊かに描かれている。ラム監督は音楽にもこだわったという。
同作には俳優のエディ・ポン（彭于晏）や韓国アイドルグループ、スーパージュニアのチェ・シウォンらが主演している。
JTIたばこ工場に反対の市民団体、建設中止求め監察院に陳情
消費者文教基金会など複数の市民団体は17日、行政機関の監督を担当する監察院を訪れ、台南市内に計画されているJTインターナショナル（JTI）のたばこ工場の建設中止を求める陳情を行った。 団体の関係者は、関連の条例では国民の健康に悪影響を与える事業に関して外国人による投資を禁じていると指摘。経済部（経済省）が建設を許可したことは規定に反するなどと主張した。
また、台南市の頼清徳市長に対しても建設反対を表明するように呼びかけ、次の世代のためにも、自治体首長が適切な対応を取るべきだと語った。
総統府前で焼身自殺試みた男取り押さえられる＝過去にも騒ぎ
17日午前8時頃、総統府の向かいで男（39）がガソリンのような液体を体にかけ、ライターで火をつけようとしたため、総統府の憲兵や警察関係者などに身柄を取り押さえられた。けが人はいなかった。警察が動機などについて調査を進めている。
関係者によると、雲林県に住むこの男は、自身が運転するトラックで総統府前に乗りつけ、自殺を図ろうとしたという。
この男は今年2月にも乗用車で総統府向かいの花壇に突っ込む騒ぎを起こしており、警察の調べに対し「携帯電話を操作して運転を誤った」「政治的意図はない」などと供述していた。精神科への通院歴があるとされる。
台湾初公演の椎名林檎、和服姿で名曲熱唱 中国語でファンに「愛してる」
歌手の椎名林檎が16日夜、台北市内で台湾初公演を開催し、この日のために特別にアレンジしたプログラムで約1万人のファンを沸かせた。椎名は中国語や台湾語でのあいさつも披露。「我愛[イ尓]」（愛してる）と叫ぶと、会場は黄色い声に包まれた。 初の海外公演ともなった今回、舞台は暗いまま、「茎（STEM）〜大名遊ビ編〜」の歌声が会場に響くという演出でコンサートは開演した。ライトが照らされ、真紅色の和服をまとった椎名が姿を見せると、観客から大歓声が上がった。
アンコールでは、中国語で「ありがとう」「気持ちいい」とあいさつ。さらに台湾語でも「ご飯を食べましたか」と話しかけ、ファンを喜ばせた。また、初めての訪台で台湾を大好きになるとは思わなかったと台湾への愛も告白した。
台湾中油と東京ガス、相互協力協定に調印
国営石油大手の台湾中油（CPC Corporation Taiwan）と東京ガスは13日、「戦略的相互協力に関する協定」を締結した。調印は台湾中油の林聖忠・董事長と東京ガスの広瀬道明・社長が行い、調印式には交流協会台北事務所の沼田幹夫・代表、中華民国公用瓦斯事業協会、経済部国際貿易局、経済部能源局の関係者らが出席した。
台湾中油は、東京ガスとの提携を通じて、LNG（液化天然ガス）の調達や、自社の国際化および永続的な経営に向けて邁進し、国民に高品質のエネルギーを安定供給するサービスを提供したいとしている。台湾中油と東京ガスは共に世界における主要なLNG輸入業者であり、長期にわたって良好な関係を築いている。双方とも今回の調印を通じて、関係をより深めていきたいと考えている。
中国での半導体工場建設、経済部が規制緩和発表［ＩＴ］
台湾経済部（経産省）は13日、台湾の半導体メーカーによる中国でのファブ（工場）の建設に関する規定を改正すると発表した。単独出資（独資）による12インチウエハー対応のファブを建設できるよう規制を緩和するのが主な内容。改正案は行政院（内閣）の審査と承認を経て発効する。
台湾の製造業による中国での投資や技術協力の内容に関して禁止する項目を規定する「在大陸地区従事投資或技術合作禁止類製造業産品項目」の一部項目を改正する。規定の改正で、台湾の半導体メーカーが持つ技術面の強みを生かして国際競争力を維持する狙いがある。
現行規定では、中国でのファブ建設について、合併・買収（Ｍ＆Ａ）や資本参加を通じた場合を除き、８インチ対応ファブのみを認めているが、改正案では、独資でも12インチファブを建設できるようにする。建設できる12インチファブの数は、現行の規定と同様に計３棟までに制限。Ｍ＆Ａや資本参加を通じた建設の場合は数量制限を設けないとした。製造プロセスについては、現行と同様に自社の最先端から１世代前のプロセスで生産することを条件とする。
経済部は、今回発表した公告に対して14日から７日間にわたり意見を受け付けた後、改正案を行政院に提出する。中央通信社によると、改正案は８月末までに行政院の審査を経て発効する見込みだ。
ファウンドリー（半導体の受託製造）台湾２位の聯華電子（ＵＭＣ）は、中国地場の企業と共同出資する形で、中国で12インチファブの建設を進めている。一方、同業世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は中国で既に８インチファブを持っているが、12インチファブについては技術の流出などへの懸念から、独資による展開を希望していた。
李登輝元総統が「日本に感謝」
李元総統が著書「新・台湾の主張」で第２次大戦を振り返る中、当時、志願して日本兵となった兄について、「海軍陸戦隊員としてマニラでしんがりを務め、散華していたのである」とつづっていると紹介。それから６２年後の２００７年６月７日、靖国神社で兄との再会を果たした際には、「靖国神社に兄を祀ってくれてほんとうに感謝している」と述べた。
先の大戦で李登輝氏は兄の李登欽氏とともに日本兵に志願。「身を挺してお国のために戦い、栄誉の死を迎えることは理想だった」と述べ、「兵隊時代は往復びんたを浴びたり、ふんどしを洗わされたりしたが、特に苦痛には感じなかった」と話した。李登輝氏は当時の自分のことを「日本統治時代の教育を受け志願兵となった台湾の若者」と形容している。
日本海軍陸戦隊に配属された兄の李登欽氏は1944年にマニラで戦死。2007年6月7日、初めて靖国神社を参拝した李登輝氏は、「戦後数十年もの間、兄の霊を慰め守ってくれたことに感謝している」と語った。
柯台北市長、中国大陸・上海市とのフォーラム出席のため渡航
台北市の柯文哲市長は17日午後、中国大陸・上海市で開かれる台北上海双城（2都市）フォーラムに出席するため市議会議員らと渡航した。
フォーラムはカク龍斌・前市長時代から数度開催されている。台北市の発表では、楊雄・上海市長が中心となって準備が進められ、医療や若者の起業に関する話し合いが行われるほか、両市間で協力覚書が交わされる。（カク＝赤におおざと）
柯市長の訪問日程は2泊3日で、フォーラム出席以外に歴史関連施設の参観なども予定。一方で、中国大陸の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の張志軍主任や中国共産党上海市委員会の韓正・書記と面会するかについて、台北市は明言を避けている。