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有吉弘行「全然しゃべらない」バナナマン・設楽「収録中ブチ切れ」人気タレントに“不吉な異変”

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多くのバラエティ番組に出演する人気タレントたちに、“不吉な異変”がささやかれているという。18日発売の「女性自身」(光文社)では、マツコ・デラックスが多忙のあまり精神的に追い詰められてしまい、「番組スタッフも声を掛けることさえできない」と報じられたが、テレビ局による安易なキャスティングの結果、こうした事例が相次いでしまっているようだ。

 7月にニホンモニターが発表した「2015上半期タレント番組出演本数ランキング」には、1位にTOKIO・国分太一、2位にバナナマン・設楽統、3位が有吉弘行と常連が並んでいた。

「国分に関してはほとんど出番のない回もある『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)や、数カ月分を撮り溜めている5分番組『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)もあるだけに、本数ではなく稼働時間で考えれば、確実に設楽や有吉の方が上となるでしょう」(芸能ライター)

 有吉については、近頃関係者の間で「やる気がなくなってきているようだ」という声が出ているという。

「本人がやりたいことや、世間から求められていることとは異なる内容での番組出演が発生しているようです。典型的なのが現在放送中の『おーい!ひろいき村』(同)で、『理想的な村を作る』という美談仕立ての番組構成が、毒舌・皮肉を得意とする有吉の芸風とまったくマッチしていない。ネット上でも『有吉が全然しゃべっていない』などと指摘されており、有吉自身のやる気がなくなっているとも言えますが、そもそもフジが企画云々ではなく、『有吉の冠番組』ありきで制作したことは明白。このキャスティングは、明らかにフジの失態ですよ」(テレビ局関係者)

 また設楽に関しても、とあるバラエティの収録中、共演者やスタッフを凍りつかせるこんな“事件”が発生していたという。

「撮影中、突然設楽が『これじゃ面白くないだろ!』と番組内容にキレてしまい、楽屋から出てこなくなってしまったことがありました。もともと“ドS”などといわれる設楽ですが、番組の外でこうしたハプニングを起こすというのは前代未聞です」(同)

 その場は、相方の日村勇紀が、各関係者に頭を下げたことで何とか収まったそうだが、設楽がキレてしまったそもそもの原因については、「テレビ局が用意した企画がつまらなかったというよりも、企画自体がバナナマンとまったくマッチしていなかったためといわれています」(同)という。

「先輩コンビであるさまぁ~ずがベテランポジションになり、その後釜としてギャラも安く使い勝手のいいバナナマンが多くの番組に起用されるようになった。こうしたテレビ局側の懐事情の影響もあって、あからさまなミスキャストへとつながってしまったのでは」(同)

 人気による高視聴率への期待、またコストパフォーマンスなどから、特定のタレントにオファーが集中するのは致し方ないところかもしれない。しかし安易なキャスティングばかりを優先し、結果的に内容すら伴わない番組作りを進めてしまうテレビ局は、根底から現状をあらためる必要があるのかもしれない。






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