タイの首都・バンコクの爆発事件で、容疑者の男が、バンコクのターミナル駅から三輪タクシーに乗って、繁華街の現場に向かったことが新たにわかった。
黄色いシャツの男は、事件前、「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪タクシーで現場に向かったことが明らかになっているが、運転手の男性が、警察の調べに対し、タイ国鉄の始発駅の「フアランポーン駅前で男を乗せた」と証言していることが新たにわかった。
男は乗車する際、運転手に対し、スマートフォンに写った現場近くのホテルの写真を見せて、行き先を指示していたという。
犯行後に男を乗せたバイクタクシーの運転手も、FNNの取材に対し、「男が手書きのメモで行き先を指示した」と話していて、タイ警察は、外国人を含むグループによる犯行とみて調べを進めている。