2015年8月26日、タイメディアの報道によると、タイの首都・バンコクで17日に発生した爆弾テロで、タイ警察は同国に密入国したウイグル族中国人17人を調べている。中国・環球網が伝えた。
タイ警察は爆弾テロ発生の15日前にタイに入国した20人のトルコ人にも注目。出入国検査場の監視カメラ映像と、容疑者とみられる男の映像を比較するなどの確認作業を進めている。さらに、タイ警察は今年4月にタイの刑務所から脱走したウイグル族の中国人17人についても、事件への関与の疑いがあるとして捜査している。脱走した17人のうち、これまでに9人の身柄を確保したが、8人はまだ見つかっていない。今回の爆弾テロ事件を起こしたとするテログループのメンバーも7~8人と当局はみている。
タイ警察は容疑者について監視カメラの映像から外国人の可能性が高いとしているが、容疑者が偽の鼻をつけて外国人を装っている可能性も捨てきれないとしている。