上方落語協会が毎年9月に開催している恒例のファン感謝祭「彦八まつり」が6日、大阪市の生国魂神社で行われ、今年3月に亡くなった人間国宝の落語家・桂米朝さん(享年89)の不倫疑惑!?を、弟子の桂ざこば(67)が暴露した。
上方の落語家にとっても年に1度のまつりとあり、ざこばは例年のように、酒を片手に座談会の舞台に登場。弟子同士で米朝さんの思い出を語る場で酒の勢いも借り、これまで固く心にとどめてきたネタを解禁した。米朝さんが50代のころ、一緒に乗車した夜行電車での出来事だった。
ざこばによると、東京方面から大阪へ向かう夜行電車の4人個室に、米朝さんと2人で乗車。一方の2段ベッドの上にざこば、下に米朝さんが宿泊していたところ、同じ個室のもう一方の2段ベッドの下に、著名な女優が宿泊していたという。
ざこばは「僕が上のベッドで酒を飲んどったら、師匠がこっちのベッドからあっちのベッドへ飛びはった。ムササビやった」と満面の笑みで暴露。「あっちのベッドで何があったかは言わへん」と口を閉ざす一方、「師匠が生きてる間にこの話をしゃべってたら、人間国宝にはなってへん」とほくそ笑んだ。
相手の女優について「これだけは言えない」と秘密を守り抜いたざこばだが、弟弟子の桂朝太郎(69)から「宝塚のスターやった人ちゃう?」と指摘されると、思わず「なんで知ってんの?」と真顔に。それでも「まだ現役でやってはる人やから。その女性が亡くなったら言うけど、僕の方が先に死んだら(秘密は)永久に不滅」と、秘密を守り抜いた。