最近、台湾のインターネット上で大雨の中、通りを歩く父親と小さな子供の写真が話題になっている。2人を後ろから撮影したものだが、父親は折り畳みのような小さめの傘を子供の上にかざし、自分はワイシャツをびしょびしょに濡らしながら歩いている。子を思う父の愛に感動する人が続出し、公開から半日足らずで270万人が閲覧したという。台湾・自由時報が12日伝えた。
この写真はあるネットユーザーが公開したもので、子供は「康華幼兒園(幼稚園)」の文字が入ったリュックを背負っている。このことから当初、撮影場所は台湾ではないか、との見方もあったが、街の様子などから米ニューヨークのフラッシングにあるチャイナタウンでの光景だったことが判明した。
この写真を見たあるネットユーザーは「父親は子供が濡れないようにしてあげているだけでなく、子供に他人を思いやることが大事だと教えている」とコメント。ただ、「父親が子供をおんぶして傘をさせば、2人とも濡れなかったのでは?」との“ツッコミ”もあった。