18日放送の「金スマ 15周年御礼スペシャル」(TBS系)で、2008年に亡くなった元番組レギュラー・飯島愛さんが取り上げられた。
15年目に突入したこの日の番組では、過去の企画を振り返り、番組ゆかりの人物のコメントを紹介していった。
番組終盤では、08年12月に36歳の若さで亡くなった飯島さんをVTRで特集した。飯島さんが出演した230回分におよぶ放送回の中から、彼女が見せたさまざまな表情をとりあげ、在りし日を偲んでいった。
VTR明け、スタジオではしばしの沈黙が流れ、出演者ら各々で飯島さんとの思い出に浸っているようだった。
このときスタジオでは、司会の中居正広の右隣の椅子がなぜか空席となっていることが確認できた。番組冒頭、その位置には作家の室井佑月氏が座っており、飯島さんの特集の始まった段階であえて椅子を増やして空席を設けたと思われる。
沈黙が続くなか、大竹しのぶが口火を切り、VTRで流れていた飯島さんが気に入ってたという小田和正の楽曲「たしかなこと」に触れた。
大竹はこれまで、同曲を聴くたびに「愛ちゃんに『忘れないよ』って私たちが言っている感じだった」そうだが、いまは彼女から自分たちが見守られているような気になるのだと話した。
中居も「(飯島さんが)守ってくれているようなことがあるんじゃないかなって思っちゃうよね」と大竹の気持ちに同意していた。