中国製の炊飯器を日本で使ったら、中国人に大人気の日本製と同じようにおいしく炊けた―。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にこのほど、こんな投稿があった。中国のネットユーザーは「ポイントは水と米」と指摘。日本のネットユーザーからも同様の意見が相次いだ。
投稿主によると、「日本を訪れる多くの中国人が日本で炊飯器を買い求めている。中国の炊飯器で炊いたご飯はそんなにまずいのだろうか」という疑問がこの実験に結び付いたという。
実験担当者は上海で炊飯器を買い求め、さらに炊飯器以上の値がする変圧器も購入。日本に持ち帰っていつもと同じように米を炊いたところ、自分の持っている日本製の炊飯器で炊くのと同様においしく、「どうして中国のおばちゃんは日本に行って炊飯器を買いたがるのだろう」との感想を述べている。
これに対し、中国のネットユーザーからは
「ポイントは水と米」
「日本のお米がいいんだよ」
「中国のおばちゃんが国産炊飯器で炊くのは安いお米、日本の炊飯器で炊くのは上等の米だからだよ」
「中国産の米はまずいからな」
「心理的な要因も大きい」 などとコメント。
その一方で
「何か買って帰らないと日本に旅行に行ったことを証明できないだろ」
「中国人には、海外の物は素晴らしいという考え方がある」
「こんな紹介されると、日本の米も爆買いでなくなっちゃうよ」
などの声もあった。
日本のネットユーザーからも
「米と水の品質が日本と中国では雲泥の差ですから」
「日本の炊飯器メーカーはどう思ってるんだろうな~米の味は微妙といえば微妙だし、お米と水によって違いが出るのは仕方ないのかも?」
「これ、実験が逆ですね。日本の炊飯器を中国に持って帰って、中国国内で販売している中国メーカーの炊飯器で、中国で普通に売っているお米と水(水道水?)で炊いたご飯と比べないと」
などの書き込みが寄せられた。