トルコ・イスタンブール(Istanbul)にある人気レストランで男が子どもたちに酸を浴びせ、3歳の幼児ら子ども7人が負傷する事件が起きた。国民の間に衝撃が広がっている。
日刊紙ヒュリエト(Hurriyet)によると、事件が起きたのは市内の高級地区アタシェヒル(Atasehir)にある肉料理が評判のレストランの遊戯室。酸スプレーをかけられた子どもたちはやけどを負い、うち3歳の幼児は一部失明もしたという。
レストランの弁護士は、男の身元は特定されたが現在も逃亡中だと述べた。レストラン側の話では事件当時、店内に設置された120台の防犯カメラは作動しておらず、襲撃の様子をとらえた映像はないという。
事件はソーシャルサイトを介して瞬く間に拡散され、防犯カメラが1台も作動していなかった点や公共施設の遊戯室の安全をめぐって多くのユーザーが議論を交わしている。
現地紙バタン(Vatan)は、襲撃犯の狙いは遊戯室のベビーシッターをしている元交際相手の女性だったと報じている。