女優の高部あい(27)が麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で今月15日に逮捕されていた本紙のスクープは、アニメファンにも衝撃を与えている。
2004年の「全日本国民的美少女コンテスト」でグラビア賞を受賞し、女優として活動していた高部は、09年放送のフジテレビ系アニメ「青い花」で主演を務めるなど声優としても4作品に出演。
中でも12年にTBS系で放送されたアニメ「キルミーベイベー」で主要キャラの一人・呉織あぎり役を演じていたことで知られている。
同アニメといえば放送当初は人気がなく、ブルーレイ第1巻の初動売り上げも686枚というさんたんたる数字だったも。しかし、放送後にファンのネット上でのPR活動や公式ツイッターの地道な活動が実を結び13年10月、新作アニメが収録されたベストアルバムCD、同年12月にはブルーレイボックスが発売され、いずれもヒット。“奇跡の復活アニメ”としてファンに知られた作品だった。
同アニメのプロデューサーを務めたポニーキャニオンの中村伸一氏は以前、メディアの取材に対して続編の可能性も示唆していたのだが…。
ファンからも続編を望む声があっただけに、高部の逮捕を受け、ネット上は「キルミーベイベー復活どころじゃない」「キルミー二期は夢に消えた」と“キルミスト”と呼ばれるファンからの嘆きの声であふれた。