29日、とあるTwitterユーザーが紹介した朝日新聞の読者欄「声」の記事に、大きな注目が集まっている。
この記事は、14歳の男子中学生から寄せられた「席譲ったら『ふざけるな』とは…」というタイトルのものだ。投稿者は、混雑したバス車内で60代の高齢男性に席を譲ろうとしたときのエピソードを綴っている。
投稿者が「この席、よければ座ってください」と勧めると、なんと高齢男性からは「ふざけるな」と予想外の返事があったというのだ。男性は中学生が席を譲っていることが「嫌々なことぐらいわかる」と声を荒らげて、着席を拒否したのだとか。
どうやらこの男性は、投稿者が学校で押し付けられたマニュアルを嫌々実行しているだけだと思い込んでいるようだ。
日頃から高齢者には席を譲っていたという投稿者は、これまでの相手も、今回の男性と同じようなことを思いながらも表に出さなかっただけの可能性もあるとし、「僕は今まで不幸を振りまいていたことになります」と困惑しているようだ。