世界保健機関(WHO)が最近出した研究報告書では、加工肉製品や赤肉以外にも115種類の物質に発がん性があると報告されている。
加工肉製品を含み、WHOが発表した発ガン物質リストに、116種類の物質が含まれる。例えば、喫煙や飲酒、屋内ガス、ヒ素含有の飲料水、製靴・靴修理、煙突掃除、家具製造なども発がん性にかかわる。また、アルミやオーラミン、ゴムの生産も発がん性リスクを有する。中華風の塩漬け魚もリストに入った。
ソーセージやベーコン、燻製肉、ハンバーガーなども発がん性を有するもので、それを毎日50g食べていると、大腸がんにかかるリスクは18%増す。WHOは「赤肉に発がん性がある確率は高いが、その格付けは加工肉製品より1段階低い」と指摘した。
学者は加工肉製品をできる限り避けて、豆類などにより栄養を補充するよう提案している。