視聴率低迷のフジテレビが昨年の「笑っていいとも!」に続いてお昼の長寿番組「ごきげんよう」も打ち切ることを発表して話題になっている。関係者からは「またひとつ名物番組が消えた」「(笑っていいともの後番組)『バイキング』不調のあおりを食らった」などの声が相次いでいるが、この決定に一番ドッキリしているのが小堺一機(59)だろう。
前身番組の「いただきます」から数えると31年。この番組だけで稼いだ額は20億円ともいわれる。それが一気にパーだから、本人も愕然としているに違いない。
「所得番付が発表されていたころ(05年まで)の小堺の推定年収は8000万円でした。その大部分は『ごきげんよう』の稼ぎだから、本人にしてみたら死活問題でしょう。フジも長年の貢献に敬意を表して、週1のレギュラーを検討しているそうですが、それもいつまで続くことやら……」(テレビ関係者)
今後はどんな芸能生活を送ることになるのか。事務所の先輩で、「コサキン」のコンビ名で一緒に仕事をする機会も多い関根勤(62)が参考になるかも知れない。
「これまでの小堺のレギュラーはテレビ7本(「ごきげんよう」含む)、ラジオ2本。これに対して関根はテレビ7本、ラジオ1本。また、所得が発表されていたころの関根の推定年収は5000万円程度。今は娘の関根麻里(推定年収2億円)の便乗効果でもうちょっと上がっているでしょうが、これからは“コサキン”でのコンビ出演を増やすことで減収の被害を最小限にとどめるしかないでしょう」(芸能プロ関係者)