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子供がいれば就活に有利、在学中に出産する学生が増加―中国

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就活シーズンも半ばを過ぎた中国の大学生。中国では最近、「二人っ子政策」が決定されたことを背景に、女子大生の就活は特に困難を極めるようになっている。北京の大学数校を取材したところ、面接では「いつ子供を産む予定か?」が、女子大生の面接で必ず聞かれる質問になっていることが分かった。女性の場合、履歴書に「既婚、子供あり」と明記しておくと成功率が高くなるという。そのため、大学院生の間に子供を産む女性が増加している。中には、十数人の女子学生がすでに子供がいるという学部もあり、その波が学部生にまで広がりつつある。北京青年報が伝えた。

▼「子供あり」で就職率アップ

北京の名門大学で開催された100以上の企業が参加した合同企業説明会を取材すると、「既婚、子供あり」の女性の採用を優先するというのが多くの中小企業の「裏ルール」となっている。ある企業の採用担当者は、「今日は、大学院生対象の説明会。卒業したばかりの人は厚かましさがないため、募集しているポストの条件として『既婚で子供がいる人』とは書いていない。しかし、一般の募集では、明記している」と率直に語った。

▼「ママ大学院生」がますます一般化

今回の取材で、説明会参加者のうち、「子供がいる女子大学院生」が増加していることが分かった。子供を産んでから、就活をするというのが、多くの女子大学院生の主流となりつつあるようだ。多くの文系の女子大学院生も、「気に入る結婚相手がいれば、修士課程で学ぶ間に結婚して子供を産んでもいい。周りにもそのような同窓生や友人がいる」と話した。

2009年9月1日より実施されている中国教育部(省)の「普通大学管理規定」では、「在学期間中に結婚したにもかかわらず、退学手続きを行っていない学生については、退学処分にする」という従来の規定が削除され、大学生でも自由に恋愛して、結婚することができるようになった。

大学で子供を産むことは、就職を有利に進めるために、就活前に結婚して子供を産む学生もいれば、社会人受験生も多く、入学前にすでに結婚している学生もいるという事情がある。







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