マクドナルドは11月末までに134店舗を閉鎖している。その跡地を、同業のライバル店が狙っているのだ。ゴミ箱や床をそのまま利用。低コストで開店できるのが魅力だという。アルバイトはマクドナルドからのそのままの雇用で、接客技術などがすでに身についているため、研修の手間を省くことができるのだ。ファーストキッチンなどは、マクドナルドの跡地を商機だと狙っている。
バーガーキングでは、マクドナルド跡地についての会議が開かれていた。店舗数を増やしていきたいバーガーキングは、居抜き物件を中心に出店を増やしていこうと考えている。バーガーキング社長の村尾氏は、マクドナルドの役員も務めていたことがある。マクドナルド店舗の強みは立地だという。路面に出ており集客しやすいのだ
マクドナルド跡地出店には、慎重になる側面もある。マクドナルドは幅広い世代がターゲットのため、他のバーガーチェーンは対象の世代をある程度絞って差別化していたため、跡地が好立地とは一概に判断もできないとのことだった。