中国新聞網によると、中国貴州省で「食堂の従業員が炊飯器の内釜で足を洗っていた」との情報がインターネットの掲示板で暴露された。
書き込みがあったのは10日で、従業員とみられる女性が左足を内釜の縁に乗せている写真も掲載されている。
地元当局がその後調査を行った結果、これが事実であることが判明し、食堂経営者は「掃除の最中、この従業員の靴が濡れてしまった。当日は気温が低かったので、壊れた炊飯器の内釜で足を洗った」と説明。さらに、「店は米を砂鍋(土鍋)で調理しており、炊飯器を使うことはない」とも訴えたが、市場監督管理局は衛生管理を強化するよう命じた。
この件に関して取材を受けた経営者は謝罪の言葉を口にしたが、ネットユーザーからは「品格の問題。この従業員は飲食業に向いていない」「衛生管理に対する当局の調査は甘いと思う」「自分が外食しない理由は食品の安全性に不安があるから。政府は国民が安全な食品を口にできるよう努めてほしい」「日本でこんなことをしたら閉店に追い込まれるぞ」などの意見が寄せられている。