北部・新竹県で18日、約2ヘクタールに及ぶ台湾初のアニメパーク「竹東動漫園区」がプレオープンした。園内には日本の人気キャラクター「ピカチュウ」を題材にした、高さ約8メートルの巨大バルーンが設置されているほか、“ピカチュウ駅”と名付けられた売店で同園オリジナルの関連グッズも購入できる。
新竹県は以前から「台湾漫画夢工場」と銘打ったアニメや漫画による地域おこしのプロジェクトを進めており、その中心的計画として、2014年から台湾鉄道・内湾線の竹東駅周辺に同パークを建設していた。
同日には全長14メートル高さ2メートルの恐竜型ロボットが置かれたコーヒーショップ、台湾の作家による展覧会も開幕。日本でも話題となった人気イラスト集「制服至上」を手がけた蚩尤(しゆう)さんなどが作品を出展している。
邱鏡淳県長は、竹東動漫園区を「台湾の秋葉原にしたい」と意気込みを見せた。