会員制交流サイト「フェイスブック」の一部ページで今月初め、位置情報が従来の「台北市」でなく「中華民国台北市」と表示された。台湾メディアの6日付の報道で明らかになった。これについてフェイスブックは7日、中央社の取材に対し「システム上のエラー」だと説明した。
話題の発端になったのは、ニュースサイト「ETtoday東森新聞雲」のSNS担当者が管理する私設ページ「疾風天翔」。今月2日午後4時に投稿した文章に「中華民国台北市」と位置情報が記された。その後、インターネット掲示板「PTT」などで「フェイスブックが中華民国を認めたのでは」との議論が巻き起こった。
フェイスブックの台湾広報を担当する会社は本部に事実関係を確認。エラーはすでに修正されているという。