(藤島ジュリー景子と飯島三智SMAPのチーフマネージャー)
人気グループ「SMAP」の分裂・解散危機について、「週刊新潮」最新号(1月21日号)が、「特集 解散への全内幕」などと題して詳細に報じた。
この問題をめぐっては、木村拓哉さん(43)を除く中居正広さん(43)、稲垣吾郎さん(42)、草なぎ剛さん(41)、香取慎吾さん(38)の4人が退社に向けて交渉しているが、最終的な結論は出ていないという。4人が独立すれば、グループは事実上解散となる。
同誌によると、解散・分裂危機にいたる発端は、事務所側と、SMAPを担当する女性マネジャーとの確執という。これまでにも関係をこじらせるようなことはあったが、両者の溝をさらに深くする最近の大きな“事件”を、NHK関係者の話として伝えている。
昨年の紅白歌合戦に際し、女性マネジャーからNHKにSMAPを総合司会にするよう申し入れがあり、局側が事務所に相談したところ、「“そんなにSMAPを重用したいなら、どうぞお好きに。その代わり、今年は他のグループは全て引き揚げますから”という主旨の通告がなされた」という。
女性マネジャーは、SMAP結成当初の今ほど売れていない時代からメンバーを支え、国民的アイドルにまで育てあげた。当然、SMAPには、テレビ局など各方面から多くの出演依頼が舞い込む。誰もが知る人気グループの担当となり存在感が増したことで、事務所側との軋轢が次第に生じていったという。
さらに、同誌は、ライバル誌「週刊文春」が昨年スクープした女性マネジャーと事務所側の内紛を紹介。経営者側が女性マネジャーに退社を迫るような光景があり、さらに関係が悪化したようだ。