SMAP・中居正広に対して「木村(拓哉)に頭を下げろ」などと助言したと報じられ、Twitterで怒りをあらわにしたダウンタウン・松本人志。記事を掲載した「女性セブン」を発行する小学館はその後、公式サイトで謝罪文を掲載して一件落着となったが、この背景には「単なるガセ」では片付けられないウラ事情が存在したという。
同誌よると、中居は「解散報道」に焦りを感じ、親交の深い松本に相談したところ「解散したくないなら木村に頭を下げろ」とアドバイスを受けたのだという。
「この記事がネットに配信されたところ、松本はTwitterで『100%ウソ!』『久々に訴えるか!』などと怒りのツイートを投稿。瞬く間に、Twitterユーザーによって数万件リツイートされ、記事以上に、松本の動向がクローズアップされました」(芸能ライター)
そして小学館側は22日に「関係者に取材したものですが、ご本人に確認せぬまま掲載しましたことをお詫びいたします」と、記事内容こそ否定しないものの、松本に確認をせず報道したことを謝罪。松本も即座の対応に溜飲を下げたのか、「早めに謝ってくれたので良かったです。これからは笑えるウソでお願いします」と“手打ち”ツイートを投稿した。
しかし、小学館側は取材が甘かったことこそ謝罪したものの、情報源となる「関係者」の証言の真偽には触れていない。そのためか、松本のTwitterには現在でも「トコトン訴えましょう!」といった野次馬ツイートが寄せられている。
「中居と松本が会談していたことは、松本自身が17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で明かしていますが、その場は完全な“サシ飲み”だったそう。つまり、『セブン』の情報源は松本、中居、もしくはどちらかに近い関係者からしかあり得ないんです。実は『セブン』が情報を得た関係者というのは、SMAPの取材を行っていたスポーツ紙記者だったんですが、そのスポーツ紙に情報を流していたのが、なにを隠そうジャニーズサイド。そのため小学館は、記事内容に言及できないんです」(週刊誌記者)
一連のSMAP解散騒動に関して、ほぼ全ての新情報はスポーツ紙から発信されていた。これは、独立を画策した中居をはじめとするメンバーを追い込むべく、ジャニーズサイドがあえてスポーツ紙に情報を流していたためだといわれている。
「スポーツ紙の情報源は、ほとんどがメリー喜多川副社長やその関係者によるものだった。『セブン』が得た松本の『木村に頭下げろ』発言についても同様で、つまりはジャニーズサイドが“ねつ造”したアドバイスだったということになります」(同)
すぐさま謝罪した小学館、そして大人の対応をみせた松本だったが、ジャニーズサイドの子どもじみた情報操作に巻き込まれてしまったのは、双方にとっても気の毒な話といえるだろう。