覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された清原和博容疑者(48)をめぐって昨年10月頃、TBSの人気ドラマ「下町ロケット」に出演する可能性が浮上していた。阿部寛(51)主演で、昨年10~12月に放送され高視聴率を記録した同ドラマ。制作サイドは出演に向けて水面下で動いていたが、同局幹部が制止したため実現しなかった。
出演の可能性があったのは、心臓の人工弁をテーマとした後編「ガウディ計画編」。ドラマ関係者によれば、物語の終盤を盛り上げる大物キャストとして、プロデューサーらが清原容疑者に白羽の矢を立てたという。前編の第5話で20%台の視聴率を稼ぐなど既に話題作ではあったが、清原容疑者が出演すればさらに注目を集めることは確実で、オファーを出す準備を進めていた。
だが、同局幹部がこの動きをキャッチした。数年前から清原容疑者に薬物疑惑が持ち上がっていたためか、制作サイドを聴取。同局関係者は「幹部が“危ないからすぐにやめろ”と指示した」と明かした。この一声ですぐに出演計画は白紙になったという。
(スポニチアネックス)