米国から覚醒剤の水溶液約1・5キロを密輸したとして、警視庁組織犯罪対策5課は覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で、千葉県東金市の無職、石橋龍鬼(りゅうき)被告(25)=同法違反罪で起訴=を再逮捕した。
「身に覚えがない」と容疑を否認している。
同課によると、水溶液は雪が降るように見える球形の置物「スノードーム」の中に入っていた。末端価格は約6500万円とみられる。東京税関の職員が検査したところ、スノードームの水が濁り、異臭がしたため発覚した。
同課は石橋容疑者が水溶液を乾燥して販売する目的だったとみて調べている。逮捕容疑は昨年5下旬、覚醒剤の水溶液を航空貨物で米国から輸入したとしている。
(産経新聞)