2016年3月7日、中国江蘇省蘇州市で先月27日にワゴン車から幼児が投げ出されたハプニングは大きな話題となり、子どもを連れて外出する際は細心の注意が必要だと呼び掛けられた。そんな中、またしても江蘇省で同様のハプニングが起き注目を集めた。
現代快報によると、今月3日の夕方、同省宿遷市の交差点内で、3歳ほどの男の子が泣きじゃくっていると通報があり警察が保護した。
警察の調査によると、男の子は交差点で信号待ちしていたバイクの後部座席に乗っており、脚を乗せるステップが傾いたため、バイクから降り傾きを直してから乗ろうとしたが、乗る前に信号が変わりバイクが発進し置いて行かれた。状況が分からずその場に立ちつくした男の子は車通りが激しい交差点内で泣いていた。いつ事故が起きても不思議ではない非常に危険な状況だったが、幸いにも信号待ちの市民が男の子を安全な場所に連れて行き通報した。
バイクを運転していたのは男の子の母親で、女性は家に着いてようやく息子がいなくなっていることに気が付きすぐに探したが見つからず警察に連絡した。その後、警察に保護された男の子を引き取った。母親は、自分の前に座っていた娘との会話に気を取られ、男の子は普段からおとなしいため置き去りにしたことに気が付かなかったという。