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台湾風生春巻きの皮から工業用漂白剤、過去20年使用:台湾

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台湾風生春巻きの皮から工業用漂白剤、過去20年使用


台湾のお盆に当たる「清明節」(今年は4月5日)に伝統的に食べられる台湾風生春巻き「潤餅」用の皮から、工業用の漂白剤・ヒドロキシメタンスルホン酸ナトリウム(ホルムアルデヒド重亜硫酸ソーダ、商品名:Rongalite、通称:吊白塊)が検出された。

17日に嘉義県で一件目が発覚後、衛生福利部食品薬物管理署(衛福部食薬署)は全国に緊急検査を指示した。新北市では、使用発覚の2社のうち1社が過去20年にわたり使用していたといい、新北市衛生局は直ちに営業停止命令を出し、商品回収を行った。問題商品は、仕入れ業者などを通じ台中などへも流通している。また、台中市の業者は5年前から使用しており、すでに270万枚以上が消費されたと推計される。衛福部食薬署は20日までに76品目を検査し、うち7件でホルムアルデヒドが検出され、不合格率は約1割だったと発表した。このほか111件が検査中だという。この成分は食品への使用が禁止されており、咳(せき)や嘔吐、呼吸困難を引き起こすなど人体に有害だ。

旧住所に寄せられた日本からの手紙、配達員の熱意で受取人の元へ

日本統治時代に中部・台中で教師をしていた高齢の日本人女性がかつての教え子の男性に宛てて当時の住所を書いて差し出した手紙が、郵便配達員の熱意により、男性の家族に無事届けられた。台湾の複数メディアが伝えている。

先月末、宛先に現存しない住所が書かれた手紙を手にした配達員歴2年の郭さん。途方に暮れながらも、その厚い封筒を見て、中に重要なメッセージが書かれているはずだと、受取人探しを開始した。

受取人の名前から現住所を知ろうと足を運んだ戸政事務所(戸籍管理事務所)で個人情報保護法に阻まれたりもしながら、4人の局員で手分けして付近の一軒一軒に聞き込みをしてまわったところ、10日あまりで住所が判明。手紙が無事届けられると、その家族は配達員の使命感に感動した様子だったという。

療養施設に入居している89歳の男性に代わって手紙を受け取った息子の楊さんによると、中には手紙と1939(昭和14)年に撮影した烏日公学校(現烏日小)の卒業写真が入っていた。教師だった女性は映画「KANO」を見て当時を思い出し、教え子の現在を知ろうと娘に代筆を頼んだのだという。

楊さんは手紙に同封されていた名簿上の教え子に連絡を取り、彼らに恩師へ近況を知らせる手紙を送ってもらえればと話した。

台湾のメディアではこの出来事について、2008年に大ヒットした台湾映画「海角七号 君想う、国境の南」の物語が現実になったようだと伝えられている。

誠品、中国で不動産事業をスタート[建設]

書店や生活雑貨店などを展開する誠品生活が、中国・江蘇省蘇州市で建設を進めてきた高級住宅「誠品居所」が、4月中旬に完成する見通しとなった。同社が中国で不動産事業を展開するのは初めて。20日付経済日報などが伝えた。

誠品広報担当の余至美副理によると、誠品居所は著名建築家の姚仁喜氏が設計を手掛けたという。戸数は計200戸で、1平方メートル当たりの販売価格は4万~6万人民元(約77万~116万円)。高級住宅の位置づけとなる。

余副理は「誠品居所はまだ正式に公開していないが、すでに多くの人が見学に訪れており、予約販売も受けている」と説明する。

今回同社が手掛けるのは複合施設で、誠品書店と商業施設部分は6月下旬~7月初旬の開業を予定。書店と商業施設の総面積は約6万平方メートルで、台北市信義区にある誠品書店(4万5,000平方メートル)を上回る広さとなる。

台北市、地下鉄駅に“発メロ”導入検討 「地域のPRになれば」

台北市では、市内を走る台北メトロ(MRT)各駅で使用される「音」の変更を検討している。現在使われている無機質な発車ベルや自動改札機の応答音などを、メロディや動物の鳴き声などに変え、市民に親しみを持ってもらいたい考えだ。

23日に開かれた記者会見では、ウクレレなどの楽器で演奏された発車メロディや、自動改札機の応答音をカエルの鳴き声にした案がお披露目された。

柯文哲市長は、過去に大阪を訪問した際、「雨の御堂筋」を実際に訪れたエピソードを紹介。多くの人が御堂筋の名を見聞きしただけで同曲を連想する特徴に触れ、台北にも同様の曲を作りたいと意気込んだ。「メロディが世界に広まれば、地域をPRする無料の広告にもなる」としている。

同市ではできるだけ早く導入したいとしているが、倪重華文化局長によると、具体的な使用開始時期は未定だという。

リー・クアンユー元首相死去 総統府「揺るぎない友人を失った」

シンガポールの「建国の父」、リー・クアンユー元首相が23日未明、91歳で死去した。台湾との関係も深く、総統府と行政院(内閣)は相次いで声明を発表し、哀悼の意を示した。

同氏は1965年のシンガポール建国以来、何度も台湾を訪問し、関係強化に尽力したほか、台湾海峡両岸関係の進展にも貢献。1993年には台湾と中国大陸の民間窓口機関が初めて公式に行ったトップ会談の仲介役を務めた。

総統府は「中華民国は揺るぎない友人を失った」とその死を悼んだ。馬英九総統と毛治国行政院長(首相)はそれぞれシンガポールの政府関係者らに対して弔意を表す書簡を送った。

一方で、中華民国及びシンガポール国会議員友好協会の江啓臣会長は、今後の双方を取り巻く政治や経済貿易関係には大きな影響はないだろうと見解を述べている。

台湾で景気回復の兆し 失業率下がり、平均月給は上昇

台湾では給与水準や失業率が改善し、景気が回復の兆しをみせている。行政院主計総処が23日発表した統計で分かった。

工業やサービス業に従事する被雇用者が今年1月に得た月間経常性給与額(残業代やボーナスなどの不定期な収入は除く)の平均は、物価水準の変動を加味した実質で3万7683台湾元(約14万4000円)となり、同月としては2008年以来の最高になった。

また、2月の失業率は3.69%と、同月としては2000年(2.91%)に次ぐ低水準を記録。失業者数は42万8000人で、昨年同月比で4万2000人減少した。

同処によると、世界主要国家の今年1月の失業率は日本が3.6%、フランス10.2%、カナダ6.6%、韓国3.4%となっている。

嘉義市警、多機能パトカー導入 「移動派出所」で治安向上目指す

嘉義市政府警察局は23日、パソコンやプリンターなどを搭載した多機能パトカーを導入した。トラブルや問題発生時に「移動派出所」として機能し、市民が最寄りの派出所へ赴く必要がなくなるという。

同局では先月から一部の派出所で試験的にこの多機能パトカーを導入。市民からの反応が良好だったため、全国に先駆けて本格導入に踏み切った。

今後はパトロールの重点地点や交通渋滞の激しい場所に出動し、サービス品質や治安の向上を図る考えだ。同局では地元に密着し、市民に親しまれるようになればと期待を寄せている。

台湾北部に恵みの雨も水不足は依然厳しく ダム貯水率は20%に

深刻な水不足が続いている台湾北部で23日午前、雨が降った。新北市金山区三和では、降りはじめから正午までの雨量が32ミリに達したのに対し、北部の水がめ、石門ダム(桃園市)では1ミリに留まった。新北市政府水利局は現時点では貯水量に大きな回復は見られないため、同市の一部と桃園市全域を対象とした来月1日からの時間指定断水を予定通り実施するだろうとしている。

中央気象局は、北東からの季節風などの影響により27日にかけて北部で雨になると予報。水利局は、今後数日でどのくらいの量が降るか引き続き観察するとした上で、ダムへの流入量が分かるのはおよそ1~2日後になるとみている。

経済部水利署の観測によれば、23日午前11時現在、同ダムの貯水率は20%にまで低下している。

呉・副総統、南投の梅産業を称賛

台湾中部、南投県信義郷は、台湾最高峰、玉山の山麓に位置し、地理的、気候的条件が梅の栽培に適していることから、台湾きっての梅の生産地として知られており、毎年日本にも質の高い梅を輸出している。

青梅の収穫期に入った22日、信義郷農会(農協に相当)が運営する観光レクリエーション施設、「梅子夢工場」で、南投「梅祭り」がスタート、初日から新鮮な梅や梅加工品などを買い求める行楽客で賑わった。

開幕式に出席した呉敦義・副総統は、あいさつで、信義郷農会は、梅と梅加工品で非常に有名である。2008年、台湾映画「海角七号 君想う 国境の南」の中で使われたことで、お酒のブランド「馬拉桑(マラサン)」の知名度が一躍上がったが、今また、テレビドラマとのコラボレーションで再び注目を集めている、これでまた観光客が一段と増えるだろうと語り、信義郷の積極的な梅産業プロモーションを高く評価した。

南投県の林明湊・県長は、台湾の梅の栽培面積は4,088ヘクタールだが、南投県はそのうちの34%を占めており、年間生産量は台湾の青梅生産量の45%に当たる1万3,683トンに達している。梅の最大の生産地、南投県はまさに「梅のふるさと」であると語り、地元自慢の梅をアピールした。

信義郷の梅祭りは、22日から4月25日まで開催され、毎週末には梅をテーマにしたさまざまなイベントが行われる。

台湾光学産業、一千億元規模に

携帯電話内蔵レンズなど、工学モジュール生産において世界の重要な拠点ともいえる台湾光学産業の産業価値が上がり続けている。光学メーカーはこの機に乗じて、車用レンズや自動検査、視覚情報処理などの領域で開発を進めており、産業規模は一千億元にのぼると見られている。

国際連合では、2015年を「国際光年」と定める宣言をしているが、これを受けて、光電科技工業協進会(PIDA)、光学工業同業公会(TOOMA)は、6月16日から18日にかけて開催される台北国際光電週(フォトニクス・フェスティバル・イン・タイワン )において、共同で最大規模の台湾精密光学展(OPTICS Taiwan)やディスカッションの場を設けることを計画、技術の新たな応用を探るという。

この計画に意欲を見せているメーカーは、ASIA OPTICAL(亜洲光学)、CALIN TECHNOLOGY(佳凌科技)、日本の大阪ガスケミカル、シンガポールのEDMUND OPTICS、ドイツのSCHOTTなど多数。

台北国際光電週のもうひとつの話題は、台湾で製造された優れた光電製品に対して送られる栄誉賞、第18回傑出光電産品奨(Outstanding Photonics Product Award)。主催者である光電技工業協進会によると、すでに数十社から応募が寄せられているという。受賞作品は、台北国際光電週の会場に無料で展示、公開されることになっている。

台湾鉄道、新型車両購入10年計画を発表

台湾の在来線、台湾鉄道の経営母体、台湾鉄路管理局は22日、近日中に、新型車両購入の10年計画を始動することを明らかにした。この計画では、1,077億元を投入して、各種列車車両1,037両を購入する予定で、2024年までには、127両の気動車、600両の長距離列車、520両の通勤列車、60両の支線用ディーゼルカーが新しく購入される。

台湾鉄道は現在、2,200両あまりの列車を所有しているが、5分の1はすでに30年を超えており、なかでも、莒光号(急行に相当)の車両は40年を越すものが多い。近年、運輸量が急速に成長しており、台湾鉄道は、毎日平均のべ60万人を超す利用客がある。老朽した列車を使い続けて対応しているものの、運営やメンテナンスなどの課題が山積みとなっているのが現状だ。

台湾鉄路管理局では公開入札による一括購入、分割納品の方式を採用して、運輸と観光、双方のニーズに対応する。また、2020年に南廻線の電化工事が完了し、台湾全土の鉄道が電化されることを考慮して、ディーゼル気動車は45両のみにとどめ、電気式気動車を82両購入する。これにより、支線の列車を一新して観光ニーズに応えるほか、老朽化した莒光号や自強号(特急に相当)などの列車も徐々に淘汰、台湾東部、花東線複線化完了後のニーズに備える。

ツール・ド・台湾が開幕

国際自転車競技連合(UCI)公認レース「ツール・ド・台湾2015」が22日に開幕した。

このレースは、台湾北部の台北市から南下し、桃園市、彰化県、日月潭・阿里山などの山岳ステージ、台南・西拉雅国家風景区、全5ステージを走るもので、総距離約1300㎞。世界32の国と地域から、23チーム、188名の選手が参加した。

台湾からは、台湾で初めて、イタリアを本拠地とする海外のUCIプロチーム、ランプレ・メリダ(Lampre-Merida)の一員となった馮俊凱・選手、昨年も同レースで活躍した巫帛宏・選手率いるナショナルチームが参加、地元の強みを生かして好成績を狙う。とくに、馮俊凱・選手の山岳賞4連覇に期待がかかっている。

大会初日となる22日の朝、スタート地点となる台北市政府前の市民広場では、自転車カーニバルと銘打ったイベントが催され、雰囲気を盛り上げた。柯文哲・台北市長は、あいさつの席で、各国の選手たちに祝福を贈るとともに、台北市における自転車の大切な役割について強調、今後、台北市内にある幅40m以上の道路には自転車専用道路を設け、緑の都市を形成したいと語った。

第1ステージの台北市では、オーストラリアのWippert Wouter選手が1時間04分44秒でステージ優勝、台湾チームは巫帛宏・選手の5位(アジア2位)、総合12位が最高だった。

クロツラヘラサギ、6割が台湾で越冬

世界的な絶滅危惧種であるクロツラヘラサギの固体数を調べる世界一斉調査の2015年度調査結果によると、クロツラヘラサギの数は3259羽で過去最高、その中でも台湾で確認された個体数が最多だった。
世界的な絶滅危惧種の固体数を調べる世界一斉調査の2015年度調査結果が報告された。台湾の大手日刊紙、自由時報が伝えた。報道によると、総固体数は初めて3000羽を突破、2割増加の総数3,259羽が確認された。なかでも、クロツラヘラサギの主要な越冬地であり、保護に力を入れている台湾では、375羽増えた2,034羽が確認された。これは世界全体の62%に当たる数で、最多。中華民国野鳥学会の林世忠・理事長は、台湾のクロツラヘラサギ保護は、政府と民間NGOの協力の下、世界的にその貢献が認められていると語っている。

報道では、21日、香港から取得したという最新統計報告をもとに、今年のクロツラヘラサギの個体数は3,000羽を突破、昨年よりも533羽増加したと伝えている。台湾で越冬する固体が圧倒的に多いが、なかでも今年は、昨年の1,659羽より375羽多い2,034羽が確認された。その他は多い順に、香港(深圳を含む)の411羽、日本の371羽、中国大陸の330羽。その他の地区では100羽に満たない。報告では、クロツラヘラサギは、台湾や香港など、ごく限られた地方に集まるため、それに伴って棲息空間も狭まってしまうと指摘している。

クロツラヘラサギの世界一斉調査は2003年から、香港観鳥会の呼びかけで始まったもので、東南アジア各国の生物保護団体などと協力して世界的な調査を行っている。調査範囲は、台湾、日本、韓国、中国大陸、香港、マカオ、ベトナムなどの、クロツラヘラサギの主要な棲息地で、このほかにも、かつてクロツラヘラサギが観測されたフィリピン、タイ、カンボジアなどまでにも範囲が拡大されている。今年は、タイ、カンボジアでそれぞれ1羽のみ観測されたことが伝えられているが、調査日の記録ではなかったことから、公式な数字とされていないという。
台湾のクロツラヘラサギは、もっとも規模の大きい台南のほか、近年では、嘉義県鰲鼓、布袋、高雄市茄萣濕地などの場所でも観測され、棲息範囲の拡大傾向が見られている。

陽明山、8万株のツツジが見ごろ

ツツジは台北市の市の花。観賞用植物の栽培や改良実験などを行っている台北市花卉実験センターによると、毎年3月から5月にかけて、異なる種類のツツジが見ごろとなり、日ごろ緑色に包まれている陽明山は、一気に艶やかな花の色に衣替えする。今回は、約8万株のツツジが満開になると予想される。陽明山のツツジは、燃えるような赤色が美しい、キンモウツツジが最多。この品種は直径3m、高さ2mに及ぶもので、緑の中でもひときわ目立つという。

陽明山の中腹に位置する花卉実験センターでは、ウーライツツジ、西施ツツジ、シュジョウツツジなど、台湾種のツツジが鑑賞できることから、台北市工務局では、陽明山でツツジを鑑賞する登山客に、花卉実験センターにも足を運ぶことを薦めている。また、台北市のウェブサイト「台北公園走透透」をダウンロードできる。






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