セウォル号船長に無期懲役-控訴

徐慶桓裁判長はイ被告に殺人罪を適用し、無期懲役(求刑・死刑)の判決を言い渡した。
事故では修学旅行中の高校生ら295人が死亡、9人が行方不明となった。検察は、乗客に対しイ被告が脱出命令を出さないまま、先に逃げたとみて、「未必の故意」による殺人罪の適用を求めていたが、1審の光州地裁が昨年11月、イ船長に殺人罪を適用せず、遺棄致死罪などで懲役36年の判決を下したことで、検察側が控訴していた。
控訴審判決は、同僚らを見捨てて逃げた機関長パク・キホ被告ら他の14人に対して、遺棄致死罪などで懲役12年~1年6月を言い渡した。