ハゲ隠しは結婚詐欺ですか?韓国ネットで話題に=「カツラがダメなら整形も全部ダメなの?」
韓国・国民日報は、結婚してから2カ月後に愛する夫が実は薄毛で、カツラを着用していた事実を知った妻の報告を紹介した。
妻はネット上で「これも結婚詐欺に当たりますか?」というタイトルのスレッドを立て、ネットユーザーのアドバイスを求めた。ある日、妻は仕事中に体調不良になり、いつもより早めに帰宅すると、夫が洗面所でカツラを洗っている現場に遭遇した。妻は「付き合っている時も、新婚旅行の時も分からなかった。想像もしてなかった」といい、「私をだましたことに一番腹が立つ」とつづっている。
しかし、彼女にとって現実は厳しい。韓国の民法第840条(裁判上の離婚原因)では、家庭裁判所に離婚を請求できる事由として、1.配偶者に不正な行為があったとき(不倫) 2.配偶者が悪意で他の一方を遺棄したとき 3.配偶者またはその直系尊属から深く不当な扱いを受けたとき 4.自己の直系尊属が配偶者から深く不当な扱いを受けたとき 5.配偶者の生死が3年以上明らかでないとき 6.その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき―が挙げられている。夫がハゲていたから、またはそれを隠して結婚したからという理由では、裁判上の離婚を請求することは難しそうだ。
この問題について、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「ハゲは罪か?外見よりも内面が重要だ。離婚の理由にはならない」
「一緒に生活してみると、見た目はそんなに重要じゃない」
「結婚は愛だ。外見は関係ない」
「早目に夫がハゲという事実を告白していたら良かったと思う。今、このような事実を知った妻は、少し衝撃を受けたのだろう。時間がたてば解決すると思うが、それでも克服できなければ、別れるしかないな」
「『カツラ』は化粧の一つ。女性も化粧をするが、化粧は離婚の理由になるのか?」
「結婚前にすべて話しておくべきだったとは思うが、ハゲを黙っていることがだめだったら、
鼻の手術や二重まぶたの手術、豊胸手術や脂肪吸引手術も後でわかったら離婚の理由になるのか?」