【中国ブログ】訪日中国人が「行くたびにうれしくなる」デパートでのお辞儀
北京青年報は「日本人女性が最も笑顔が上手」と題する文章を掲載した。訪日した中国人女性の日本女性に対する印象がつづられている。
私は日本旅行が好きだ。行くたびにうれしくなるから。仕事のストレスを本当の意味で忘れられる。特に、かわいい日本の女の子の温和な笑顔は日頃せっかちな私の心を落ち着かせてくれる。
日本の女性は私が出会った中で最も笑うのが上手だ。デパートの店員であれ、ホテルのフロント係であれ、道を尋ねた通行人の女性であれ、みんな微笑みながらイライラすることなく質問に答えてくれる。しかも、彼女たちの笑顔は無理に作ったものではなく、心からのもの。それは人の心を溶かすことのできる笑顔だった。
その日、私は夫と共に札幌の大丸百貨店でショッピングをしていた。1つの店に入るたびに女性店員が私たちにお辞儀をしてくるので、私もお辞儀を返すしかない。日本人にわれわれ中国人は礼儀がなってないと思われたくなかったからだ。しかし、1周回ると(お辞儀のしすぎで)腰が伸ばせなくなっていた。
気に入った洋服を試着しようとしたときの店員の心のこもった対応は、やりすぎだと感じるほどだ。これは冗談ではない。彼女たちの接客態度は、本当に親切すぎて耐えられなくなる。そっと上着を脱ぐのを手伝ってくれ、きれいに畳んで台に置く。それから洋服を着るのも手伝ってくれる。すべての動作は謙虚で穏やか。自分がまるでお姫様にでもなったかのような感覚を覚える。
試着後に購入しなくても、不機嫌そうな顔を一切見せず、笑顔で応対してくれるのだ。もし購入すれば、免税手続きをしてくれ、購入した洋服を持って店の外まで送ってくれる。店から離れた後もお辞儀をし続け、見えなくなるまで笑顔を浮かべて見送っているのだ。