復興航空が桃園〜成田就航=9月26日
復興航空は9月26日から桃園〜成田便を就航すると発表した。成田路線に投入するのは150人乗りエアバスA320および182人乗りA321。飛行時間は約3時間10分で台湾時間の午前8時10分出発、帰りの便は日本時間午後1時20分。復興航空にとって成田は関西・福岡・那覇・新千歳などに次ぐ9つ目の日本の乗り入れ拠点で、北東アジア路線では初の首都空港となる。
日本旅行が人気、航空運賃値上げ始まる
日本を訪れる台湾人客の急増を受けて、航空各社が運賃値上げを始めている。一部の社が旅行各社に対し、8月中旬から10月末出発の関東、関西、北海道など人気路線の値上げを伝えており、販売価格が500〜1000台湾元上昇する見通し。日本旅行の人気について、ネット専業旅行大手の易遊網(イージートラベル)は「人気エリアでは来年まで続く」とみている。
まいどおおきに食堂、年内に台湾で開業
ジャスダック上場で、「まいどおおきに食堂」や「つるまる」などのレストランチェーンを展開するフジオフードシステム(大阪市)は25日、シンガポール子会社と東元電機(TECO)の子会社が台湾に合弁会社を設立すると発表した。年内に「まいど」の1号店を設ける計画だ。将来は別ブランドの展開も視野に入れている。資本金は1億台湾元で折半出資。
馬総統、輸出拡大のための元安誘導否定
馬英九総統は25日、ブルームバーグの取材に対し、輸出拡大のために台湾元安を誘導することはないとした。元安は輸入原料価格の上昇につながり、国民の生活に影響すると強調した。一方、今年の経済成長率は少なくとも2%以上の維持を目指すとした。
故宮の「翠玉白菜」・「肉形石」、日本で来年展示
日本を訪れていた王金平・立法院長は24日、故宮博物院の美術品の日本への貸出し展示について、日本側が提示してきた希望リストに挙げられている名品「翠玉白菜」などを認めることになったと述べた。故宮博物院では来年の東京国立博物館での展示に向けて美術品200点余りを貸し出すことにしており、すでに手続き段階に入っている。
中華電信、ホテル事業に参入へ
中華電信がホテル事業に参入する。まず客室150室のビジネスホテルを、約10億台湾元を投じて台北市の金華街と杭州南路の交差点に位置する688坪の土地に建設する予定。同地区は政府が金融街とする計画を進めている。運営は外部委託とするため、ホテル大手が経営権獲得に意欲を示している。
コンドームの観光工場、8月に新北市でオープン
台湾唯一の参加型コンドーム観光工場、「衛生套知識館」が8月22日にオープンする。新北市の後押しで業者が同市淡水区にある工場を活用したもの。館内のあちこちにはピンクなどを基調とする掲示もあり、明るく楽しい雰囲気の中、“自分を守り、相手を尊重”する性についての知識を伝える。運営するのは台湾不二実業。当面は予約制で20人以上のグループのみ受付けるという。
話題の巨大アヒル、12月に基隆に登場
5〜6月に香港に現れた黄色いゴム製の巨大アヒルが基隆港にやってくる。12月下旬から来年1月までの予定。生みの親であるオランダの芸術家、フロレンティン・ホフマン氏は来月5日に台湾を訪れ、19日に基隆市と正式に契約を交わす。ホフマン氏は台湾での展示のために高さ約18メートルの巨大アヒルを新たに制作するという。
弁当屋で「早く選んで」と言われた客が激怒。調理師をおたまで殺害
台北市内の弁当屋で、客の男が調理師の男性をおたまで殺害する事件が起きた。男は弁当に入れるおかずに迷っていたところ、女性店員に「早く選んで」と言われたことに腹を立てて口論になり、騒ぎを聞いて厨房から出てきた男性をおたまで殴ったという。
『中時電子報』が報じたところでは、事件があったのは25日午後5時ごろ、場所は台北駅近くの弁当屋だ。この弁当屋では、数種類のおかずから好きなものを選ぶことができる。この日弁当を買いに来た男は、おかずを選びながら店にケチをつけるような独り言を繰り返し、なかなか選ばなかった。対応していた女性店員がしびれを切らし「早く選んで」と要求したところ、男が腹を立て口論になった。
厨房にいた調理師の男性は、騒ぎを聞きつけると鉄の棒を持って店先に出て「買いたくないなら買うな。あんたには売らない」と怒鳴ったそうだ。すると男は店にあったおたまを手に取り、男性に殴りかかってきた。その際に折れたおたまの柄で、地面にしゃがみ頭を抱えていた男性の首元を後ろから刺したという。男性は病院に運ばれたが、出血がひどく死亡した。
警察の調べによれば、男は傷害の容疑で指名手配されており、逃亡中は駅で寝泊りして日雇いの仕事で生計を立てていた。この弁当屋には、仕事の後よく訪れていたという。
出稼ぎ売春、タレント似の容姿で売れっ子に!中国出身の女が御用
24日、偽装結婚を経て台湾に違法に滞在していた中国本土出身の36歳の女が、高雄市で逮捕されたことがわかった。女は現地の人気歌手に似た美貌を武器に売春で荒稼ぎし、3カ月後に帰郷。故郷に家を購入後、再び台湾へ「出稼ぎ」に訪れたところを捕まった。写真は台北。
2013年7月24日、偽装結婚を経て台湾に違法に滞在していた中国本土出身の36歳の女が、高雄市で逮捕されたことがわかった。女は現地の人気歌手に似た美貌を武器に売春で荒稼ぎし、3カ月後に帰郷。故郷に家を購入後、再び台湾へ「出稼ぎ」に訪れたところを捕まった。台湾関係専門の中国のニュースサイト・台海網が、台湾紙・中国時報の報道を引用して伝えた。
警察の調べによると、女は遼寧省昌図県の農村出身。家が貧しく、偽装結婚すれば台湾へ出稼ぎに行くことができると聞き、密入国を斡旋する犯罪ブローカー組織「蛇頭」を通じて2012年8月に台湾入りした。しかし、現地でパスポートや身分証を取り上げられ、売春を強要されたという。
その後、女はほどなくして売春組織の稼ぎ頭となり、1回あたり4000台湾ドル(約1万3000円)を受け取っていた。日平均15〜20人の相手をしていたため、3カ月で少なくとも100万台湾ドル(約335万円)以上を稼いだとみられる。わずか2カ月で組織への借金を完済した女は、同年11月に偽装結婚の相手と離婚して帰郷、稼いだ金で故郷に家を購入した。
しかし、売春組織の責任者は売れっ子だった彼女が足を洗うことを嫌がり、復帰するよう熱心に説得。その結果、女は離婚したばかりの偽装結婚の相手と12月に再婚、2013年4月に再度台湾へ戻った。
台湾・高雄市警察は、売春組織と密入国斡旋組織を摘発する過程で女を拘束した。逮捕後の警察での取り調べに対し、女は「身分証を手に入れて台湾で家を買いたかっただけなのに、もう無理なんて!」と泣きながら語ったという。当局は彼女を台湾出入国・移民署へ引き渡し、文書偽造並びに公序良俗違反などの容疑で送検する予定である。
アジアで最も悲観的なのは台湾人―米調査会社
25日、米調査会社・ギャラップの調査によると、アジアでは台湾人が最も自分の将来に対して悲観的な見方をしていることがわかった。資料写真。
2013年7月25日、米調査会社・ギャラップの調査によると、アジアでは台湾人が最も自分の将来に対して悲観的な見方をしていることがわかった。また、シンガポールも世界のトップ10内に入った。世界で最も悲観的な人の多い国はギリシャだった。
ギャラップによると、2012年、26%の台湾人が、今後5年間の生活は今よりも悪くなると回答し、これは同社が調査を行った141の国・地域の中で5番目、ハイチと同水準だった。台湾は2011年から順位を上げて、2012年、アジアで最も悲観的な地域となった。
雑誌『聯合文学』の編集長を務める作家の鄭順聡(ジョン・シュンツォン)氏はその原因を以下のように分析している。
台湾人、特に良い教育を受けた若者の多くは社会に出てから就職と自己実現において、自分の望みを遂げられないことが多い。経済発展をしていた頃には、欧米のような生活が送れることに希望を持つことができていた。しかし、台湾は中国、米国、日本といった国に挟まれて、自己の発展が制限され、一種の挫折感を味わうことになった。それが何年も積み重ねられることによって、人々が未来に対して悲観的な見方をするようになった。
Q2のタブレット出荷、台湾2社がトップ5入り[IT]
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビューが発表した第2四半期の世界タブレット端末(7インチ以上)の出荷量シェアで、パソコン(PC)大手の華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)がそれぞれ3位、4位にランクインした。
第2四半期のタブレット出荷量は4,110万台。例年の不需要期に当たるほか一部製品が新旧交代期に入り、在庫処分が進んだことで前期比12.4%減った。
ブランド別の首位は引き続き米アップルで、出荷量は約1,460万台。ただシェアは過去最低水準の35.5%まで縮小した。2位は韓国サムスン電子の21.4%。出荷量は約880万台で前期を下回ったが、8インチの新機種の好調が後押ししてシェアは前期の20.2%から拡大した。
華碩の出荷量はグーグルと共同開発した「Nexus7」を除けば約160万台、宏碁は約150万台で、それぞれ前期比では60%、36%増えた。華碩の「メモパッドHD7」、宏碁の「アイコニアA1」「アイコニアB1」など廉価な端末が好調で、出荷量が前期比で増えた数少ないブランドとなった。
米アマゾン・ドット・コムは9月以降の「キンドル・ファイア」新機種発売を控えて出荷量が大きく減少し、ブランド別で5位。米グーグルの出荷量もNexus7の新機種発売を前に減少傾向にあり、約90万台にとどまった。
台湾と日本が8強入り きょうから決勝T/学童野球のW杯
学童野球の国際大会、「第2回12U野球ワールドカップ」は25日、台北市内の天母球場で8日目が行われ、予選で同じA組となった台湾と日本はそれぞれ予選最終戦を勝利で飾り、決勝トーナメントへと進む。
台湾はイタリアに11−0で完勝し、5勝1敗とした。日本はメキシコを5−4で破り、予選を無傷の6連勝で締めくくった。決勝トーナメントでは、A組1位の日本は26日、B組4位のパナマに4−2で勝ち、好スタートを切った。A組2位の台湾は同夜、B組3位の韓国と戦う。
2011年の初回大会で「赤い軍団」のキューバを下し優勝に輝いた台湾だが、今大会では20日の日本戦で逆転負けを喫するなど、強豪チームとの対戦に不安を残す。
台湾・中央社社長、政府広報活動の秘訣を語る
中央通訊社(台北市)の樊祥麟社長は26日、監察院の招きで「広報と危機管理」と題して政府機関の広報活動のあり方について講演を行い、誠実で現実的な意思疎通の重要性を強調した。
この講座は同院広報担当者向けの研修の一環として行われているもので、有名メディア関係者が講師を担当している。
樊社長は賞味期限切れシュークリーム事件、ファストフード店の障がい児入店拒否事件、両岸(台湾・中国大陸)サービス貿易取り決めにまつわる騒動、軍下士官変死事件など、最近注目された一連のニュースを例に取り、政府機関の広報担当部門が「面倒な事には関わりたくない」という消極姿勢なのに対し、民間企業では積極的なイメージ作りで消費者に対して攻勢をかけていると指摘、いまや政府機構もサービス業の一種であり、宣伝広報による国民の信頼醸成は不可欠だとした。
そのためには言葉巧みで口が達者なことよりも、まず相手に対して誠実な姿勢でしっかり話し合うことが重要であると力説、政府機関としてはメディアの報道を受け入れることができず、言葉を尽くして釈明したいことも多いかと思うが、重要な施策については力強い言葉ではっきり簡潔に説明できることが必要だと述べた。
樊社長は受講者の質問に答え、政府機関は様々な事件や危機はよい機会だと捉えてそれぞれの力を発揮し存在価値を高めるべきで、監察院でも監察権を十分に活用してこそ単なる憲法に書かれた飾りではなく、国民のためのものとなると指摘した。
【監察院】 中華民国の行政機関。公務員・国家機関の不正に対する弾劾権の行使、財政状況および決算等の会計監査など国政調査を行う。
日韓の大学生、台湾の人情の厚さ絶賛
台湾、日本、韓国の大学交流活動「DHP プログラム」が24日屏東県の大学で開幕、日韓の学生は口をそろえて台湾の人々の温かさや思いやりを絶賛した。
DHPとは、韓国の大邱(テグ)教育大学校、日本の兵庫教育大学、台湾の屏東教育大学の頭文字で、互いの交流強化のため、昨年からこのプログラムが始まった。今年は屏東教育大が主催、台湾からは55人、日本からは7人、韓国からは15人が参加した。
この日の開幕・歓迎会で、韓国の女子大生は台湾のイメージについて人々の心の広さや温かさ、食べ物の多様性と美味しさ、それに寺や廟の多さが印象的だと述べた。また4回目の訪台だという日本の大学院生は、オランダや日本、国民政府の統治を経た台湾の多様な社会的価値観や教育制度を知りたいと活動参加の目的を説明した。
参加者らは約1週間の日程で台南の赤カン楼や高雄の西子湾、屏東の墾丁など南部の景勝地を中心に見学するほか、国際会議の聴講も予定されている。このツアーを通じて日韓の学生たちは台湾の文化や風俗習慣をより一層理解することができそうだ。(カン=山かんむりに坎)
学歴社会崩壊? ブルーカラーへの転職が人気
台湾の求人・転職情報サイト「yes123求職網」がこのほど発表した「転職に対するサラリーマンの意識調査」で、77.1%が「ホワイトカラーからブルーカラーへの転職を希望している」と答えていることがわかった。
この調査はこの5月10日から7月10日にかけインターネットで行ったもので、有効サンプル数は1083件。
ブルーカラーへの転職を望んでいるとした回答者に特に人気なのは、パン職人(13.2%)、電気配線・配管工(11.8%)、通信設備の保守員(10.9%)だった。
今回の調査結果について「yes123求職網」では、高学歴者の低所得化が進む中、ブルーカラーへの転職を考えるホワイトカラーは今後も増えていくとみている。また、ブルーカラーは2万元(6万6100円)余りと就職時の供与水準は高くないものの、国家資格などを取得して6年以上の経験を積めば収入の大幅増も期待できるとした。
行政院労工委員会(労働委)の統計によると、大卒者の初任給は2012年は1999年に比べ、2.69%減の2万6722元(8万8300円)で、修士以上は同4.12%増の3万1639元(10万4500円)。これに対し、物価はこの13年で15%も上がったという。
台湾・新北市と福岡市、無線LANサービスの相互提供で提携
台湾北部・新北市は福岡市との協力で8月1日から、公衆無線LANサービスの相互提供を始めることとなった。
今回の提携で、福岡市営の公衆無線LANサービス、「Fukuoka City Wi-Fi」のユーザーは8月1日からメトロ台北の淡水駅など2000を超える新北市内のホットスポットで無線LANサービスを無料で利用できるようになる。また、新北市の無線LANサービス、「New Taipei」のユーザーも福岡タワーや福岡市博物館など51施設で「Fukuoka City Wi-Fi」のサービスを受けられる。
新北市では海外旅行先でのインターネット利用の需要が高まりつつある状況を踏まえ、今後は国外の他の都市とも同様の提携を結んでいくとしている。
台北・故宮博物院の「翠玉白菜」「肉形石」、来年日本で展示へ
東日本大震災の復興状況や原発施設を視察するため10数名の国会議員らとともに日本を訪れていた王金平立法院長(国会議長)は24日、国立故宮博物院(台北市士林区)の美術品の日本への貸出し展示について、日本側が提示してきた希望リストに挙げられている名品、「翠玉白菜」(=写真)などを認めることになったと述べた。
故宮博物院では来年の東京国立博物館(東京都台東区)での展示に向けて美術品200点余りをに貸し出すことにしており、すでに手続き段階に入っている。この中で日本側はかねてより「書譜」、「早春図」、「翠玉白菜」、「肉形石」を特に希望してきたが、古く宋の時代に描かれた「早春図」は縦長の作品で破損が心配されるなどとして故宮側は「書譜」以外受け入れてこなかった。今回は「翠玉白菜」と「肉形石」に絞って話し合われ、2017年の展示で日本側が国宝級の美術品を台湾側に貸し出すことを条件に双方で合意に達した。
王院長によると、今回は自分が台北の馮明珠・故宮博物院長と連絡を取り、東京国立博物館とは古屋圭司防災担当相が連絡にあたったという。また、展示物の説明で正式名称「国立故宮博物院」の「国立」を冠することに日本側は以前は難色を示していたが結局受け入れることになったという。
ダ・ビンチの油彩画「モナ・リザ」が1974年、日本で公開された当時は150万人が押し寄せたが、来年故宮の人気美術品の展示が実現すれば参観者は300万人は下らないだろうと関係者ではみている。
▼ 翠玉白菜 / 白菜をかたどったヒスイの彫刻。葉の上には子宝の象徴、キリギリスとイナゴがとまっている。清の時代の作品。
▼ 肉形石 / 豚の角煮の形をしたメノウの彫刻。皮・脂身・赤身がくっきりと分かれ、上記「翠玉白菜」と並んで最も人気の高い清の時代の作品。
▽ 早春図 / 北宋の画家、郭煕の代表作。大きな岩石に高大な松の樹、遠方の峰と谷間の水流など早春の光景が描かれている。
▼ 書譜 / 唐の書家、孫過庭が記した著書。草書の手本として珍重される。
馬・総統、日本との各領域での協力深化喜ぶ
馬英九・総統は25日、航海の安全を守る道教の女神、媽祖を信仰する在日華僑の団体、「日本媽祖会」の帰国訪問団と会見した。馬・総統は席上、中華民国と日本の間には外交関係こそないが往来は頻繁で、自分は総統就任後、両国の関係を『特別なパートナーシップ関係』と位置づけたと強調、「ワーキングホリデーの相互実施や、台北松山空港と日本の羽田空港との直行便就航、オープンスカイ協定締結で実現した多くの都市間での直行便等により、昨年の人的往来は延べ300万人近くに達した」とその成果を説明した。
馬・総統はまた、台湾と日本が投資協定を結んだことで、日本と台湾の企業が提携して生産される製品が中国大陸に輸出される場合、ECFA(台湾海峡両岸経済合作枠組み協議)の恩恵を受ける事を指摘、さらには今年4月に台湾と日本が結んだ漁業協定により、40年来の問題が解決され、台湾の漁業者の水揚げが大きく増えたと喜んだ。
馬・総統は、「台北に小林食堂という日本料理店がある。その店が、亜東関係協会の廖了以・前会長に私宛の手紙を託した。その手紙には、台湾と日本の間で漁業協定が結ばれてから、魚の仕入れ値が随分安くなって嬉しい、感謝するとあった。私は台湾と日本がこうして、様々な領域で協力をする事で、双方の関係は確実に過去よりも深まっていくと思う」と述べた。
馬・総統はまた、昨年8月に自身が提唱した「東シナ海平和イニシアチブ」は平和的な手段で問題を解決する事を目指すもので、日本との漁業協定は中華民国が主権の上で譲歩せず、漁業権を大いに広げたものだと説明した。
新北市・碧潭の吊り橋で27日から光のショー
北部台湾、新北市新店区の碧潭で、27日から碧潭にかかる吊り橋で光のショーが行われる事となった。碧潭は、山から流れてきた新店渓が新店の町に入るところで広がり、湖のようになっているところで、台湾北部の観光地の一つ。
新北市観光局の陳国君・局長は24日、27日から、新北市の景勝地、碧潭にかかる吊り橋で、光のショーが行われると明らかにした。1万7472個のLED照明を使って行われるこのショーは、毎日午後7時、8時、9時、10時の計4回、毎回4分半行われる。ショーの内容は毎晩異なる。
なお、碧潭東岸広場とブルーテントエリアエリアでは、27日から毎週土曜日の夜、3週間に渡って、「真夏の光の音楽会」が開催される。
この音楽会では、吊り橋の光のショーに合わせ、イタリア作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディの「四季」、協奏曲第二番「夏」の第三楽章が演奏される。またこの他、27日は「新店愛楽フィルハーモニーオーケストラ」によりクラシックの名曲が、また8月3日は、「エトスオーケストラ」やバンド「GO with the flow」により、クラシック音楽や、ヒーリング系のポピュラーミュージックなどが演奏されるという。