【台湾ブログ】『真夏の方程式』、楽しい湯川学のワンマンショー
レコチャイより・・・・・・
福山雅治主演映画、『真夏の方程式』を鑑賞した台湾人ブロガーが感想を掲載。「もう1回見たいと思えるくらい、面白かった」とつづった。
「やっと見に行けた!」と冒頭で述べたnissyyoyo(ハンドルネーム)さんは、『真夏の方程式』が見られる日を心待ちにしていた様子。「本当に面白かった! そして内容は、(福山演じる)湯川学のワンマンショー的な作品と思えた。だって、ほとんどの人が脇役のようだったから」とのこと。吉高由里子演じる岸谷美砂を細かくチェックしていたようで、「寝起きのような髪型とアイメイクのひどさは突っ込みたくなったほど」と辛口だったが、「岸谷がメガネをいじる湯川のおきまりポーズにからんだのは、面白かった」と述べた。
nissyyoyoさんによると「湯川学の登場シーンは客席に笑いが起こった」そうで、その理由は「列車に乗っていると子どもがうるさくてゲームに熱中できず、旅館に行くとその子どもに再会し、疲れる夏を予感させたから」とのこと。「だが今回の湯川は、自ら事件を調査しとても真面目!」と喜ぶnissyyoyoさんは、「内容が複雑になり、途中で意味がわからなくなった」そうだが、ラストに近付く内に謎が解けスッキリしたようだ。
そして「今回は泣ける場面はないと思っていたら、最後の方で突然涙が出た」というnissyyoyoさん。「ほかの観客も泣いていたみたいで、場内がしんみりとしたムードになった」と述べた。「エンドロールが終わるまで、みんな座っていた」ことも報告。台湾の映画館では、本編映像が終わると暗い中立ち上がり帰ってしまう人が多い。だがnissyyoyoさんと一緒に見ていた観客は、全員が最後まで席を立たなかったようで、満足したことがうかがえる。エンドロールの後に、何か仕掛けがあるのでは……と考えていたのだろうか!? ちなみにnissyyoyoさんが見た回は、40人程度の観客が入っていたとのこと。上映の時間帯が悪かったようで、「いい時間にやっていたら、400人は入ると思う」とヒットするに相応しい作品であると、訴えている。