人民網によると、自分の父親の交通違反を通報した女子大生が話題になっている。
先日、湖北高速交通警察は、「父親が高速道路を運転中に携帯電話で通話をしている」との通報をメールで受けた。通報したのは大学4年の娘。彼女は「家族が何度注意しても聞かなかったので通報した。命に関わることだから放ってはおけなかった」と話した。なお、彼女は通報の報奨として100元（約1900円）を受け取った。人民網は、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で「もし家族が交通違反をしていたら、あなたはどうしますか？」と問いかけている。
これに対して、ネットユーザーからは
「娘の優しさだな」
「これは褒めなければ！」
「1回の通報で、彼女は父親と通行人の命を同時に救ったことになるかもしれないね」
「彼女は正しい。孝行娘だ。事故が起きるまで待ってるのが親孝行だとでもいうのか？」
「これは仕方ないこと。親父も事故を起こして後悔するより、罰金払う方がマシだろう」
など、称賛の声が圧倒的に多い。一方で、娘が報奨金を受け取ったことが見出しで強調されていたことについて、
「親父のために通報したんだろ。100元の報奨金を強調する必要あるのか？」
「報道の仕方に悪意を感じる。まるで100元欲しさに通報したみたいじゃないか」
「誰が100元ぽっちの金が欲しいよ？父親のことを心配したに決ってる」