【台湾ブログ】参院選の結果が物語る、「軍事力強化中の日本」
レコチャイより・・・
「日本は軍事力強化に向かっている」と考える台湾人男性が、7月21日に実施された「第23回参議院選挙」結果の影響などについて、ブログに見解をつづった。
ハンドルネーム・tinyさんは、調査結果で知った「日本国民の軍事力増強の支持率が上昇中。3年前はたった14%だった支持率が、去年は25%になった」と書き込み、日本の政治家も国民も軍事力アップに向けて意識を働かせていると強調。
「安倍内閣:防衛大臣政務官の佐藤正久氏は、2004年にイラクという戦場で日本部隊を指揮していた。また過去には日本国旗を掲げた宴会場で、第二次世界大戦時の神風特攻隊パイロットが娘に宛てた手紙を読み上げたこともある。佐藤氏は“みんなそれぞれ、守るべき人がいる。そしてこの国を次世代に引き継ぐ、決心も必要とされる”という信念を持っている」などつづった。先日の参院選で、2回目の当選を果たした佐藤氏の思想が軍事力強化につながる、と読んでいる。
続けて自民党幹事長の石破茂氏が、「国家安全戦略を高めて強い日本を復興させるため、佐藤正久氏の票を集めている。実現するには数年の時間しかない……などと訴えた」ことにも触れた。「安倍総理は、日本の軍事力がもっと強くなるように望んでいるようだ」とも加えた。
そして「軍事力を強くしようと、変化が訪れている日本。スピーディな展開に驚くが、今回の参院選はその政策を支持する裏付けになりそうだ。それを促進しているのは、安倍総理だと名指ししても過言ではないだろう」とtinyさん。
「韓国とアメリカは安倍総理の発言を疑問視し、特に韓国の朴(パク)大統領は今年5月に、“歴史を無視する人は将来も見えない”と指摘した」不安があり、また日本国内でも軍事力強化に到るまでには矛盾面を抱えていると述べている。「民主党代表の海江田万里氏は“徴兵活動への暗示だ”、日本共産党幹部会委員長の志位和夫氏も、“今の変化は日本兵の戦場行きの道を作った”などと次々批判している」ことが、tinyさんが挙げた例だ。