【台湾ブログ】レトロな雰囲気に感動…山形の銀山温泉を訪問
レコチャイより・・・
映画やアニメの題材となった風景を見ることも旅行の醍醐味の1つだ。台湾人ブロガーの晩點名さんは宮崎駿監督の「千と千尋の神隠しを連想させる」銀山温泉を訪れ、温泉街の雰囲気にすっかり魅了されたようだ。
「千と千尋の神隠し」の作品中には「油屋」という旅館が登場するが、山形県の銀山温泉にある「能登屋」はまさに「油屋」を彷彿とさせる雰囲気らしい。
筆者は特に旅館に入るために木製の橋を渡らなければならないところがそっくりだと述べているが、千と千尋の神隠しの「油屋」は「能登屋」をモデルにしたのではないかという説があるのは事実だ。
大正ロマンを感じさせる――銀山温泉街をこのように描写した筆者だが、町の真ん中を渓流が流れ、その両側を木造建築の旅館が並ぶ風景に感動した様子。旅行者のカバンを車ではなく、一輪車に載せて運ぶ旅館従業員も見かけ、まるで100年前の日本を訪れたかのような錯覚に陥ったらしい。
歴史的建造物を保存するため、銀山温泉の各種旅館にはエレベーターは設置されていない。そのために年長者や障害を持つ旅行者にとっては少し不便かもしれないが、それでも100年前の雰囲気を味わううえでは、わずかな不便は仕方がないと述べる筆者。
和洋折衷のステキな造りの建物が並ぶなか、筆者夫婦も大正時代の服をレンタルし、小さなパラソルを持って散歩したという。筆者はレトロな衣装を身にまとった写真も掲載しているが、とても似合っていて、旅行を楽しんでいる様子がひしひしと伝わってきた。