韓国メディア・イートゥデイは14日、韓国からネパールに派遣された救助隊の医療チームの一部が、現地の人々に「ヒンズー教を信じたから地震が起きた」と発言したことが明らかになり、現地で批難の声が強くなっていると報じた。
記事によると9日、ネパールのオンラインメディア「ハバール」(HABAR)が「韓国から来た救助隊の一部が、被災して苦しんでいるネパールの避難民に対し、ビタミン剤を数粒と聖書を渡している」とし、「今回の地震はイエスではなく、ヒンズーの神を信じて起きたことだから、イエスを信じなければならないと言った」と伝えたという。
ハバールの利用者はおよそ48万人で、この記事と関連するハバールのフェイスブックの記事には5000人が「いいね」を押し、記事そのものについたコメントはほとんどが韓国のキリスト教を批判する内容だという。ネパールのネットユーザーからは「彼らは本物のキリスト教徒ではない」「なぜこんなにつらい時期に宗教を強要するのか?偽りの助けは要らない。あなた方の助けはイヤ」とのコメントが寄せられている。
ハバールのビティク記者は「これらのことに地域住民とネパールの識者は憤慨しており、これらの行動をすぐに辞めないとある種の行動に入るだろうと警告した」と述べている。
宗教分布からみると、ネパールは人口3000万人のうち81.3%がヒンズー教、9%が仏教、4.4%がイスラム教、1.4%がキリスト教を信じているという。
この記事に対し、韓国のネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「助けに行ったのに、迷惑をかけている」
「他の宗教に対して尊重する心がまったくない」
「今さらのことではないから、驚かなかった。あんなことをするのは、自分に唾を吐くのと同じ」
「韓国のキリスト教の問題が世界に伝わってしまった」
「国家的な恥。ため息しか出ない」
「一部だけがしていること」
「二度とキリスト教関係の団体に寄付しない」
「神様は今何を考えているのだろう」
「お前らのせいで、嫌韓が生まれる」
「自然現象と宗教は関係ない。帰ってこないでほしい」
「これ以上落ちる国家の品格もない」