自販機にお金を入れたら「カシャン」と戻ってくることがよくある。何度入れてもダメ。決して偽造硬貨ではないのに何故?
18日放送の「とくダネ!(フジテレビ)が独自に徹底検証した。
実は日本にある多くの自販機には、入れられる硬貨の枚数が決まっている。100円玉なら4枚、5000円玉なら3枚。その枚数を超えてしまうと、硬貨は戻ってきてしまう。
しかし、1枚しか入れていないのに戻るのは何故なのか?
荘口彰久アナウンサーは、10,000枚の10円玉を自販機に入れて実験をした。
入れること8時間3分。
戻ってきたのは、平成19年製が2枚。昭和30年製のギザ10が1枚、合計3枚だった。
自販機のコイン製造メーカーによると、市場の95%を受け入れを狙っている製造しているとのこと。その仕組みは、投入された硬貨が転がっている間にセンサーで大きさを測定、材質、凹凸を検知し、コインを振り分ける。
大きさや形状が変わってしまったものは、判別されず戻ってきてしまうのだ。
また、ゆっくり入れたり、いきなり入れたりなどをすれば認識すると思っている人も多いが、スピードを変えても全く効果ないとのこと。
担当者は、表面に付着物が多いと(汚い)と返却されてしまう確率が高いと話した。
もし、硬貨が戻ってきたら、まずは表面の汚れをとること。もしくは、向きを逆にして入れてみること。これは、センサーがコインの片側で判断しているため、向きを逆にすると、認識する可能性が高まるとのこと。
また、紙幣が戻ってきた場合は、裏表を逆にするのではなく、向きを逆にすること。