【台湾ブログ】台湾で人気の天丼、「ついに本物がやってきた」
レコチャイより・・・
日本の天丼が人気となっている台湾だが、2012年6月に天丼で有名な「天吉屋」が台湾へ進出した。台湾人ブロガーのヒツジ(ハンドルネーム)さんも早速「天吉屋」で天丼を味わい、感想をブログに綴った。
台湾ではこれまでも日本のラーメンが人気だったが、最近になって天丼が注目されている。ただし筆者によると、台湾にはまだ本当の天丼と呼べるものは少なく、多くの台湾人は牛丼との違いも分かっていないようだ。
そのような環境下で、天丼で有名な「天吉屋」が台湾へ進出したことに、筆者は「ついに本物がやってきた」と大喜び。これまで日本で本場の天丼を食べるために訪日していたという筆者は、「また1つ日本へ行く楽しみがなくなった」と複雑な思いを語った。
台湾にオープンした「天吉屋」は平日の夜でも入店するまでにある程度の時間は待たなければならないという。筆者は、おそらく店側が落ち着いておいしく食事ができるように入店人数を制限しているのだろうと推測。利益第一ではなく、おいしさを追求する店側の努力を高く評価しているようだ。
筆者は「天吉屋」の入り口の写真を掲載しているが、きれいな女性が2人で並んでいるなど、確かに人気店のようだ。注文した天丼が運ばれてきても、食べる前にまずは写真を撮影。さっそく食べてみると、最初に感動を覚えたというのは「天吉屋」のコメだったという。
コメはコシヒカリを使用しており、もちもちした歯ごたえがすばらしいと絶賛。日本のコメは中国でも高い評価を得ているが、やはり台湾でも評価は高いようだ。さらに天ぷらのネタも厳選されており、天丼にかけるタレも台湾人の口に合っているようで、ご飯の上にかけて食べても飽きることのない味と絶賛した。
何度も天丼を食べるために日本を訪れているだけあって、筆者は「味に加えて、メニューも環境も食事に使用される器(うつわ)もすべてが日本の基準に達している」と満足気。店員のサービスに関しては台湾式な点が多く見られて、日本式の細やかさがなかったものの「それでも十分だろう」と結んだ。