米コーヒーチェーン、スターバックスのニューヨークにある店舗で最近、女性マネジャーが客の中華系女性を泥棒呼ばわりして罵倒し、解雇されていたことが分かった。鳳凰視頻が18日伝えた。
中華系女性はレジで、スマートフォンで見ていた同店のアプリに気をとられ、マネジャーの話をよく聞いていなかった様子で、これがマネジャーの気に障ったとみられる。マネジャーは女性を泥棒呼ばわりし、「あんた、頭がおかしいの!? こんな客は要らない。出て行け!」などと怒鳴り散らした。
その様子に驚いたほかの客が動画を撮影して公開。また、怒った中華系女性がスタバのフェイスブックページに苦情を書き込んだことから、マネジャーの行為が物議を醸した。
この事態を把握したスタバ側は「マネジャーを解雇した」と説明し、中華系女性に謝罪の気持ちを込めて100米ドル(約1万2000円)の商品券を贈ったことを明らかにしている。
ただ後にこの元マネジャーはメディアに対して、「辞めさせられたのではない。客が暴言を吐いたと会社に説明したが理解してもらえなかったので、自分から辞めた」と話したという。